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ベルナー・オーバーランド/ユング・フラウ地方

クライネ・シャイデック(Kleine Scheidegg)
〜ユングフラウ・ヨッホ(Jungfraujoch)


 ユングフラウ地方のハイライトはやはり,標高3454mの氷河の上にある ユングフラウ・ヨッホとそこに上る登山鉄道でしょう. ツアーでも必ずコースに入っています.鉄道の駅としては ヨーロッパでもっとも高いところにありますが,値段ももっとも高いのでは?  ほとんどがトンネルの中で,膨大な建設費がかかっているはずなので, しかたがないかもしれません. 天気が悪いと,眼下の景色が全く見えないので,トンネルの長さの方が 印象に残ります.

 まずは,ユングフラウ・ヨッホへの登山鉄道への乗換駅のあるクライネ・ シャイデックに行きましょう.インターラーケンから西側のラウターブルネンで 乗り換える方法と,東側のグリンデルワルトで乗り換える方法があります. いずれもクライネ・シャイデックとの標高差が大きいので,登山列車は 急坂をゆっくりと登っていきます.時間が思ったよりもかかりますので, 注意が必要です.


【左】右がクライネ・シャイデックの駅,左がみやげ物店とホテルです.バックは有名なアイガーの北壁です.(95.12.16)【下】クライネシャイデックの全景です.ちょうど黄色と緑の列車がグリンデルワルト方面(左方向)に発車しようとしています.(95.12.16)


8月上旬のクライネシャイデック.黄色い花がたくさん咲き乱れていました.天気が悪くてアイガーが見えなかったのが残念.(97.8.2)


【左】クライネ・シャイデックの駅です.奥の黄色と緑の電車でここまで来ます. この日(8月のある日)はあいにく天気が悪く,ここは高所(2061 m)にあるので,雲の中でした.真ん中の時計は次の発車時間を示す手回し式のものです.(95.8.24)
【右】あいにく天気が悪かったので,クライネ・シャイデックに来たという 証拠写真です.雲の中にはいってしまうと, 100m先も見えなくなります.雲がないときにはすぐ目の前にある山が, 忽然と消えてしまいます.天気は全くの運です.スイスは夏でも天気の悪い日が 1週間程度続くことがあるので,運の悪い人はスイスにいた間中,天気が悪く, 全く山を見れなかったということになりかねません.こういう高いところは特に 雲の中にはいってしまうことが多く,私の感じでは,夏の間,山の頂上まできれいに見える確率は10-20%くらいでしょうか.ガイドに載っている写真のようにいつもきれいに見えるわけではありませんので,本当にきれいな山を見たければ,最低2週間くらいはスイスに滞在して,天気のよい日を待つか,日頃から行いを正しくしておくことが大切でしょう.(^ ^; (95.8.24)
 

 クライネシャイッデックにユングフラウヨッホから戻ってきた登山列車.バックはアイガーの北壁.12月なので周りは真っ白です.この日はインターラーケンでは氷点下で,雲の下でしたが,ここの方が天気が良く,気温は高かったです.インターラーケンのような湖の近くでは冬の間は湖からの蒸気でほとんど雲の下です.むしろ,標高の高いところの方が雲の上にあって日が当たるので温かいということがあります.(95.12.16)
 

 ユングフラウ・ヨッホ行きの登山鉄道は,クライネ・シャイデックの次のアイガー グレッチャーという駅までは地上を走りますが,それからあと,終点まで約7キロの区間は すべてトンネルの中です.途中2つの駅があり,そこでは5分間ほど停車してくれます. その間,岩をくり貫いた窓から外の景色を見ることができます.晴れた日だと眼下に グリンデルワルトなどの村や氷河などが見えるそうなのですが,曇っていると 近くの岩肌しか見えません.トンネルは気の遠くなるほど長く,居眠りしそうになります. とにかく,よくこんなところにこれほど長いトンネルを掘る気になったなと思うほどです. 写真は終点のユングフラウ・ヨッホ駅です.左にクリーム色とれんが色の列車,右に 熊が書いてあるベルン州の旗があります.(95.8.24)
 

 ユングフラウ・ヨッホにはきれいなレストランや氷河の中に作られたトンネル などがあります.また,スフィンクスという展望台があってそこにはエレベーター で登れます.ちょうど,展望台の改装・拡張工事をしていました. 写真はその案内の看板です.『ヨーロッパ最高地点の建築現場』と書いてあります. ユングフラウ・ヨッホは "top of Europa" で売り出していますが, 展望台の高さは3573 m で,実はモンブラン近くのエギュードミディ(3842 m) や クライン・マッターホルン(3883 m)よりも低いのです.しかし,『ヨーロッパの屋根』に近いことにはかわりありません.(95.8.24)  



【左上】スフィンクス展望台.天気が悪くて何も見えませんでした.(97.8.2) 【右上】新しくできたスフィンクス展望台の全景.いい天気でしょう!..じゃなくて,これは展望台に張ってあった写真です.このときは天気が悪くて何も見えなかったので,この写真をバックに記念写真を撮りました.(;_;) 天気が悪いときに来た人のために張ってあるんでしょうね.(97.8.2) 【左】スフィンクス展望台へのエレベータの乗り場.昔に較べてはるかにきれいになっていました.きれいすぎて昔の落書きだらけのエレベータの方が情緒があって良かったな〜.(97.8.2)  


【左】ヨッホの売店.いろんなおみやげ物,絵はがきが売っていて,日本人や韓国人でにぎわっていました.この前にテーブルがあって,そこで絵はがきが書けるようになっています.切手も売っていて,ここからハガキが出せます.(97.8.2) 【右】氷河の中に彫られた洞窟.中には氷像があります.足下が滑りやすいので,ころばないように! (97.8.2)



【上】雲の間からかろうじて見えたアレッチ氷河.手前のアレッチ氷河の上流部分は ユングフラウ・フィルンと呼ばれる.(95.8.24)
【下】左の写真の真正面のアレッチ氷河の向こうにあるエッギスホルン(2927 m)から逆に ユングフラウ・ヨッホとスフィンクスの建物(矢印)を撮った写真.当然別の日です. 20 km くらい離れていて,氷河の上を歩いてわたるわけにはいきませんから... 矢印の左側がユングフラウ,右側がメンヒ,下がアレッチ氷河の上流の ユングフラウ・フィルン.しかし,よくこんなところに建物を作る気に なったものですね.(95.8.20)


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