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ファミコンコーナー第三回


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はじめに

 なんかレイアウトが地味っつーか日記と同じフォーマットになっちゃってますが、変な所にこだわるせいで本分をまっとうできないというのは大変本末転倒なので、とにかく中身で勝負しようという事になり、このようなダウンサイジングがなされる事になりました。毎回レイアウト変わってちゃ読みにくいからね。だから別に面倒くさいとかそういう事じゃありませんのであしからず。結局トップにファミコンギャル絵を描くというのもやめました(あっさり)。
 という訳で、今日というtodayは前回の(一年前だよ…)予告通り、ファミコンの載っている本を紹介するという事になりました。最初に断っておきますが、企画発動が1年以上前の事なので、現在入手困難な本ばかりと思います。手に入らなくても私に文句つけないで下さい。大体ファミコンソフト自体手に入りにくいんだから状況かわらないじゃないですか。気にしない気にしない。それではまいりましょうかね。
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知ってトクする50本


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普通におすすめできます

 ぴあブックスというシリーズの本だそうで、まだファミコンが何とか御存命だった頃に出た本です。タイトルに「トクする」とあるだけあってかなりマトモに紹介していますが執筆者が異常に豪華なのでそれだけでも買う価値ありかと。内田雄一郎氏とか手塚一郎氏とか田尻智氏とかびっくりするような面子が真面目にファミコンソフトについて語っています。そしてちゃんと(紹介しているソフトが)面白いのがミソ。
 個人的には田尻さんの薦めるソフトの選択眼がストライクなので(他の人とはちょっと違った視点で書いてます)やっぱりすごいなあと思ってしまいました。
 結構メジャーなソフトが揃っているけれど、たまに意外なソフトが出ていて興味深いものがあります。あとこの本の特徴として、ゲームの主旨を「ポピュラー」「カルチャー」の縦軸、「パッ」「ドップリ」の横軸で分ける、あのボキャブラ天国の「インパク知」みたいな分け方をしてわかりやすく分類したり、発売日順に表にしたソフト表なんかがあって結構ちゃんとした本なので、普通にお勧めしますがそうそう手に入るもんじゃないかコレ。
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超クソゲー


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これが始まりともいうね

 レトロゲーム系、クソゲー系書籍のパイオニア。これが売れてくれたおかげで後に続くようになったと思います。おかげで下らない本も出たけどな。
  ファミコンからプレイステーションまで様々なハードに登場したつまんないソフト、もしくは誰も知らない隠れた名作などを集め、紹介しています。
 とにかくその褒め方、けなし方はとてつもなく面白く、つまんないって本文に書いてあるのにそのつまらなさを確認したくなって思わずほしくなるというある意味悪魔の書。
 ゲーム紹介の他、たけしの挑戦状の開発者インタビューや、デスクリムゾンの開発者インタビュー(FAXによるもの)、作者の秋葉原探訪などバラエティーに富んだ企画ページもあり、飽きさせない内容。分厚いけど(バトルロワイアル並。ってこっちが先ですが)、一気に読ませるだけのパワーがあります。
 続巻として超クソゲー2も出ていますので御一緒に。
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お宝ゲームの逆襲!


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柳の下にいた感じ

 ユーズドゲームズや超クソゲーなんかが世に出て、昔のソフトがやおらプレミア価格で流通するようになった頃に登場したブーム便乗っぽい本(としか受け取れないよな。この微妙な発売時期とタイトルでは)。
 コンシューマーの歴史を振り替えるようなページと、様々な「お宝ゲーム」の紹介があります。
 文章を書いている人がかなり多く、その質の差がとんでもなく激しい気が。ゲームを紹介する、というよりは昔こんなので遊んだよなあ、という回顧録が多いです。やっつけ仕事みたいな適当な文があったり、とんでもなく個人的な思い入れだけで書かれたものがあったりと、一気に読もうとするとその落差がまるで山奥の悪路のようでかなり疲れます。
 さらにファミコン版の源平討魔伝をアクションゲームとして紹介したり、PCエンジンを16ビットマシンと言ったり、文中の注釈がまったく役に立たないヨタ話だったり、誤植がとんでもなく多かったり、とかなり辛いですよこれ。特に間違った事を書くのはやめていただきたい。
 でもゲーム系有名人のインタビューが載っているのでそこにピンときたら買いかもしれない。高橋名人とか水野店長とか香山リカとかいますんで。
 とりあえずどう考えても初心者向けではないと思うので、ある程度の知識のある方にのみオススメします。間違いや誤植を見つけて楽しめるなら。つーかオススメしません
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B級ゲームの逆襲!


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安易な企画ものっぽさ満載

 どうしてレトロゲームの本は逆襲とか付けるの好きかなあ。どうでもいいけど。
 この本はファミコン時代前後のおかしなゲーム、つまりB級ゲームを紹介しています。紹介の仕方が独特で、二人の掛け合いで綴られています。一人が紹介役でしかもツッコミ役というのがちょっとバランス的にどうかと思うけど、長い文章を読むのがいやだと言う人にもこういう台詞ト書き形式は読みやすいのではないかと思います。その掛け合いが面白いかどうかはともかく。
 またこの本にもインタビューがあります。「クソゲー」という言葉を生み出したみうらじゅん氏と爆笑問題。
 なんで爆笑問題なの?と思ったがたぶんウリにしようとしたんでしょうな。発売時期は爆笑問題かなり人気あったし。
 ゲームの選択はなかなかいいトコ突いてんじゃないかとは思いますが面白く無いのが当たり前なキャラゲーを多く扱っているのがちょっとマイナス。原作との違いを突っ込むだけで簡単に原稿用紙埋まっちゃいますからそういうのはイカンと思います。
 ところでこの本、作者名が不明なんですよね。それがちょっと気になるところ。買い取りなんだろなきっと。
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なつゲーは生きている!


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完全なノスタルジー系

 アーケードゲームを中心に、ファミコンなども紹介しているので一応取り上げておきます。
 この本はゲームレビューよりも当時のゲーセン事情などを書いてある部分が面白いです。まだゲーセンが不良のたまり場で、小学生がカツアゲくらいながらゲームしていたあの頃のトラウマがどんどん蘇って来ます。
 アーケードゲーム発売年別リスト、ファミコンソフト発売年別リストが載っており、ファミコンに至っては発売日まで書いてあるという凝り様。誰が喜ぶのかは知らないが(私だ)。
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悪趣味ゲーム紀行


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イッちゃってます

 がっぷ獅子丸先生が見つけたすごいゲームを紹介するレビュー本。
 とにかくここに紹介してあるゲームは他の本に出ているものとは何かが違い、なんか別な世界で作られたゲームなんじゃないだろうかと思うような凶々しいオーラを放っているものばかり。それを獅子丸先生の素敵な文章で紹介しているという本です。文章のせいで面白いんじゃないかコレとか勘違いしちゃうくらい。
 ゲームレビューの他にもゲーム業界が嫌いになるかもっと好きになるか両極端な業界裏話とか、元ゲーム批評編集長さいとーあゆみ女史の描く漫画も載っており、文句なしに面白い一冊。
 連載は現在もゲーム批評に大好評連載中。なんとか続巻して頂きたいですがページ数の関係上なかなか出ないでしょうなあ。残念。
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広技苑


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基本でしょう。これは。

 以前は大技林という名称で売られていた「完全ゲーム辞典」。
 ここ数年は現行機種のみの構成で、どんどん薄くなっていったもんですが、現在の最新刊である広技苑は、最初の理念に乗っ取り、日本で発売されたファミコン以後のテレビゲーム機とソフトをほぼ全て網羅した本当の意味での完全版となりました。とにかくデータ量がハンパでないので一冊は持っておく事をおすすめします。こんなトコ読むような人は。
 おそらく来年はまた現行機種のみを取り扱うと思いますんで、今年の広技苑でファミコンを扱うのは最後でしょう。買っときましょう。本屋でもまだ余ってるみたいだから
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クソゲー天国


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ちょっと主旨違うけどね

 超クソゲーの著者の一人でもある箭本さんと漫画家眠田直氏の共作、という事になっているがまあ本文は全部箭本さんのもの。でしょう。
 ゲームレビューをするものではなく、ゲームという題材で遊ぼうというような主旨の本。
 芸魔の辞典という悪魔の辞典ゲーム用語版とか、うそゲームレビューとか様々なゲームに関するネタがこれでもかというくらい押し込まれているバラエティー豊かな本。
 箭本さんの芸風は、一見真面目風な文章で内容はとてもバカ(褒め言葉)な事を書いているというかなりレベル高い面白さを提供してくれるのですが、イラストの眠田直の絵柄、および装丁がそれを全部ダメにしていると思います。
 紳士服を売る店を作ろうとしたら建物が元幼稚園、しかも店員全員シノラー、くらい雰囲気を台なしにしているので非常に惜しい気がします。表紙もその調子なので、多分見て誤解している人がいると思います。なんだよあの前書き漫画は。
 でも中身の文章はとても面白いのでガマンして買って読んで欲しい一冊です。
 この本はタイトルと装丁とイラストを変えれば売れると思います。絶対。
 箭本さんのバカ(褒め言葉)と眠田直のバカ(一応褒め言葉)はベクトルが違うんですよ。眠田直は見た目にバカなものを作ってバカだと笑う感じで、なんか底が浅いです(言い切っていいのかおい)。非常に不幸な一冊。でも面白いんです本文は
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PCエンジンソフトリスト


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番外編てことで。

 電撃PCエンジン(現在の電撃G’sマガジン)の付録として付いていたもの。上下巻。PCエンジンのソフトをジャンル別に紹介している。特に人気のあったソフトなどが大きく取り上げられている。電撃PCエンジンという名前でなくなる直前の付録で、コラムの大半が「思い出のPCエンジン」といった風な内容なのが涙を誘います。
 付録なので手に入れるのは難しいとは思いますがPCエンジンのソフトを買う時にはこれと広技苑組み合わせればかなりいい塩梅の指南書となるんではないでしょうか。
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終わりに


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いかがでしたでしょうかもなにも

 という訳でさらっと書きなぐってみましたが(やっつけ仕事かよ)、ファミコンソフトを紹介する本て結構あるんですよ。ユーズドゲームズとかでもたまに紹介されてますし。ウチでもファミコンソフト紹介本を何冊か発行してますし(宣伝?)。
 足で探すだけでなく、こういった本を読んでみると目標が出来たりしてまたハリが出るってもんですので、ちょっと本屋に足を向けてみてはいかがでしょうか。特にブックオフに行けばファミコンソフト扱ったりしてますしね。
 という事で今年は偶数月に一回は更新していきたいと思います。レイアウトの手間もイラスト描く手間もこれではぶけましたんで、テキパキと書いていければと思いますが、まあ、多分大丈夫でしょう。目指せ100本紹介。あと85本。
 …遠いなあ…。
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