6,7月の


1999/7/30

「アタシったらなんてバカなんでしょ」シリーズ第二弾です。
やれやれ。何MB食ったかもう言いたくない。
オーバーしたらLinkclubのアドレスもう一つ取ればいいんでしょう(居直り)。

WORKS「電脳旅行記」に16ページ全部をアップしました。
パソコンを買ったばかりの頃、いかに悪戦苦闘したかのドタバタ漫画です。


いちおう私は歴史漫画家ということになっていますが、漫画でエッセイとか感想文みたいなものとかコミックスのあとがきとかを描くのがけっこう好きです。

物語とは違うものが描けるし。文章では書けないものが描けるし。

それをWebページで公開できるというのも、インターネットならではのことだなあと感慨深いです。

白黒原稿をスキャンするのってけっこう面倒だし、Webページで漫画を読むのってそれ以上に面倒ですが、コミックスには未収録だし、読んだ方は少ないだろうと思いますし、私のパソコンとネットワークへの愛と苦悩の記録を、どうかWebページで読んでいただければ幸いです。


1999/7/27

MY ROOMに「遙かなる中国回廊」と題して、「李歐」(高村薫)と「蒼穹の昴」(浅田次郎)の感想文を載せました。

どっちも中国に関した小説で、中国というのは昔舞台にして作品を描いたこともありますが、それも昔から旧制高校の寮歌にはなぜゴビやタクラマカン砂漠が出て来るんだろうという疑問に始まり、戦前は金沢から満州まで直通列車が出ていたとか、ある種の後ろめたさをともなうノスタルジーがきっかけで興味を持ち、深入りしていった世界です。

で、正倉院の御物じゃないけど、日本海の向こうに広がる地平線の見えない世界には、やっぱり胸かきむしられる憧れを覚える自分もいるし、どこか自責の念を感じる自分もいるし、複雑な感慨を抱いて、アジアってやっぱり離れられないなあと思います。


1999/7/20

Webページで、イタリアのこーゆーとこが好きなの〜って観光案内ができないかなーと思って、「夜の美術館」を作ってみました。

私のカメラはNIKONのFM2という一眼レフです。カメラってメーカーによって、CANONはスウィート、ORYMPUSは柔らかって特徴があると思うんですが、私は昔からNIKONのくっきりハードさが生理的に好きです。
20年以上前に買ったNIKOMATというのもあって、くっきりハードなNIKONの特質はこっちの方がよく出ると思うんですが、とにかく
重い!体力に自信がないので、海外旅行に行くとき持ってくのはいつもFM2です。
レンズはNIKON純正の35ミリと50ミリの二本。でもものぐさなので、美術館で接写する時くらいは50に変えることもありますが、町はほとんど35ミリ一本で撮っちゃいます。ようするに、海外旅行の時だけカメラのほこりを払うって程度のNIKONファンです。
ストロボは好きじゃないのと、美術館では禁止されているところが多いので、持っていません。日中なら、シャッタースピードを遅くして両脇引き締めて足踏ん張ると、室内でも美術館でもけっこうキレイな写真が撮れます。(腕がいいんじゃなくてカメラの性能がいいから)

でも「夜の美術館」はスキャンしてて参りました。
ストロボも三脚も無しで撮った夜の室内は、さすがに粒子が粗い。画質が悪い。ブレまくり。シャッタースピード8か15だと、どんなに両脇引き締めて足踏ん張っても、やっぱりタテにずれるんですね。おまけにネガから取り込むフィルムスキャナも、フラットベッドの透過ユニットも持ってないし、「PhotoShop」のアンシャープマスクをかけるとヘンな白い影が出るし、泣きたいほど情けない写真。ストロボは無理でも三脚は欲しかったなあと思ったけど、ものぐさで体力のない私がそんなもの持ってたって使うわけがない。夜はこんなもんと諦めるしかありません。

イタリア観光シリーズ2、3の企画も立てていたんですが、写真が多いから画像ファイルが0.6MB越えちゃったんです〜。アタシったらなんてバカなんでしょ。こんなこと続けていたらいくらLinkclubが50MBだからってすぐイッパイになってしまいます。
50MBってスゴイでしょう?ほかに50MBなのはアサヒネットだけ。でもアサヒは定額制じゃなく従量制なので、私はLinkclub。

画像ファイルにはほんとうにみなさん悩んでおられますね。無料でCMつきのプロバイダにあちこち手分けしてリンクさせている方の苦労がしのばれます。
私も50MB越えたらどうしようと今から心配でたまりません。(まだまだ先のことですが)

それでも、観光ガイドはどうなるか分かりませんが、これからもイタリアってこんなにステキなんだよ〜ってオハナシは続けるつもりですので、どうかよろしく。


1999/7/19

衛星で「キャリントン」という映画をやっていた。まあ、大した映画じゃないが、名女優エマ・トンプソン扮するキャリントンがとてもチャーミングで、つい終わりまで見てしまった。
イギリスの女流画家キャリントンが男性遍歴を重ねながら、心では同性愛者の著述家リットン・ストレイチーを愛し続け、彼が死ぬと自らも銃で自殺を選ぶという「実話」。
脚本が男の人のようだったから、女性だったらもっと面白かったんじゃないかと思う。
見終わって「ああ、ここにもひとり」・・。

私はヘミングウェイが好きなのだが、というか第一次世界大戦が終わって第二次大戦が始まるまでのこの時代、パリやベルリンのカフェが花咲かせた「時代の雰囲気」が好きなんだと思うが、この時期ヨーロッパやアメリカからパリにやって来てその文化を支えた女たちには、レズビアンと同性愛者好きがやたら多い。
えっ、この人も、あの人も?って、あまりの多さに絶句するくらい、この時期、とにかく、
異様に多い

私の大好きな作家マルグリッド・ユルスナルも、ちょうどこの時代、パリのマロニエの木の下のカフェーで青春を送った。
彼女はアメリカ人の女友達とずっと暮らしたことで有名だから、そっち一筋だと思っていたら、須賀敦子氏の「ユルスナルの靴」を読んで、同性愛者の男性に報われぬ愛を捧げたことがあると知って驚いた。
ちなみに彼女は「黒の過程」「ハドリアヌス帝の回想」など、ホモ小説の大家。(誤解を呼ぶミモフタモナイ言い方だ・・)

デンマークの女流作家アイザック・ディネーセン(カレン・ブリクセン)もこの時代に生き、初恋に破れてその男の兄と結婚し、アフリカへ渡ってコーヒー農園を経営した。その結婚にも破れ、夫が去ったのち、ずっと一緒に暮らしたイギリス人のボヘミアンは(映画「愛と哀しみの果て」でロバート・レッドフォードがやった役)、実はホモだったんじゃないかと私は疑っている。
アフリカでの農場経営に失敗し、ヨーロッパに戻ったあと彼女が描いた小説も、そういう色彩が濃い。

これ、少女漫画になぜこんなに同性愛が?って状況と似てるような気もするんだが(最近は小説も?)・・う〜ん、複雑な問題だ。



1999/7/16

そういえば、7月14日は巴里祭だった。

去年のW杯でフランス優勝の直後、選手達がバスに乗って行進した日。
アルジェリアあり、アフリカのマリ共和国あり、バスク地方ありの多国籍軍フランスの優勝は、もう現実に進んでいる移民と地元フランス人の融合を象徴しつつ、それを祝福しているようで、実に感動的だった。バックに流れる曲はシャンソンではなく、ジョン・レノンの「イマジン」。

って・・ちが〜う!

1999年7月14日は、私がパソコンを買った2周年記念日です(三周忌ともいう)。

十数年買おうか買うまいか悩み続けたパソコンを、1997年7月14日に衝動買いして、もう二年もたったんだなあ。
去年の今頃も、フランスから帰ったばかりでくたくたに疲れていたろうに、私のために毎日NIFTYやインターネットを駆けまわっていろんな情報を集めてくれたねえ。本当にいつも苦労をかけてすまない(ほおずりっ)。

そして、電脳空間で知り合ったいろんな人たちから「PhotoShop」を教えられ、H.P.を勧められ、とうとう自分でWebページを立ち上げるに至り、そのおかげで(来てくださる皆さまにはどうか分かりませんが)今は毎日楽しいWebページライフを送っているのも、みい〜んなキミのおかげです。本当にありがとう。感謝をこめて愛の歌をキミに捧げます。

キミと会って以来、ボクの前には新しい世界が広がった。もうキミのいない生活なんて考えられない。キミ無しで生きていた以前のボクはヌケガラ。キミのおかげで生きるイミを知った・・。(「この恋に生きて」byプレスリーの熱唱)

 


1999/7/13

どうも時間が無くなると、人間はつい自爆ボタンを押してしまうようです。

12日は朝3時半〜5時半:コロンビア×チリ戦。しょせん個人技だけで守備はザルのイモチームだったのね、コロンビア。
6時〜8時:ブラジル×アルゼンチン戦。世界のサッカーの最高峰を見せてもらいました。ありがとう。
これでどっちかのチームのファンだったらもっと楽しかったろう。

それから9時に家を出て、初日から三日遅れで、郊外のシネマコンプレックスに「スターウォーズ」を見に行きました。並んでる人はいたけれど、結局入場者は劇場の半分くらいで、東京と違って金沢は平日に映画館や美術館を埋める「何やってんだか分からない」人たちが少ないので、まあこんなもんでしょ。

イタリアかビザンチンを思わせる美術と衣装のお伽の国の王女様。(実際にイタリアでロケしたらしい)銀河共和国の元老院。湖の底にある水中都市。特撮の粋をつくしたモンスターとロボットとアクション。
映画でしかできない魔術に引き込まれてうっとり。
誰が主人公だか分からないとか(たぶんリーアム・ニーソン扮するクワイ・ガン?でもこの人次からは出てこないんでしょ?)、ダース・モールって何もの?とか(ダース・ベイダーはもっと怖くて存在感あったよ)、展開が分かっちゃって途中で眠くなるとか(ユアン・マクレガーのオビ・ワンを中心にクワイ・ガンとアナキンの関係を整理するシナリオを書けなかったか?)、そういう文句をこえて「スターウォーズ」は「スターウォーズ」なんだなーと思いました。

この映画は第一作みたいなのを期待して見に行った人は「つまんない」って言うだろうし、「つまんない、つまんない」って人から聞かされて見に行った人は、「えっ。面白いじゃない。どこがつまんないの?」って言うんじゃないかしら。
その人にとって「スターウォーズ」がどういうものかによっても、意見が変わると思うし。
とにかく見て、1人1人が自分のなかにその幻を取り込んで育てていく、もう「映画」を越えたなにかだと思います。

地平線を埋め尽くす特撮ロボットもいいけど、「物語」も忘れないでね。ルーカス監督。
次はアナキンも大人になるし(ジェイク・ロイド坊やはディカプリオに似ている・・)恋愛もからんでくるだろうし、もっと人間ドラマになるんじゃないかと、二作目、三作目に期待します。

そのシネ・コンで「交渉人」もやっていたので、続けて入りました。今を逃したらもう見る機会はないと思って。
L.A.コンフィデンシャル」のケビン・スペイシー目当てだったんですが、主役をやってるサミュエル・J・ジャクソンは「スターウォーズ」でジェダイ騎士の1人をやってた・・。
面白かったです。
でも、「L.A.コンフィデンシャル」がいかにアクションものとして美学にあふれ傑出していたかを再確認した。
比べるものじゃないかもしれないけど。
スペイシー1人じゃ「L.A.コンフィデンシャル」の三分の一だし・・。
エクスリーをやったガイ・ピアース、今なにやってんだろ。見たいなあ。

とにかく今はもう肩が痛い、腰が痛い、目がかすむ。「任務..完了」ドッカ〜ン。

 


1999/7/10

なんでWebページ制作日記にサッカーネタなんだと叱られそうですが、日々のエネルギーを与えてくれるドリンク剤。と強引につなげて、また南米選手権の話です。

日本は予選敗退しましたが、いよいよこれから決勝に向けて佳境に入る南米選手権。全試合放送ありがとう、NHK衛星放送。日本が出場したことで初めて予選から見るようになったんですが(サッカー、サッカーと騒いでいるワリには基礎知識が無い)、サンバやサルサのリズムに乗ってボールを回すラテンでパワフルでコテコテでずる賢い男たちの熱い戦いは本当に面白いです。

でも。と、ふと考える。サッカーもスタジアムの雰囲気も何もかも南米ってことは、テイストが一つだけ。たぶんアフリカ選手権ならアフリカンテイスト、ヨーロッパ選手権ならヨーロピアンテイスト。ここはシュラスコ料理専門の南米レストラン。
すると
W杯とはシュラスコやらクスクスやら子牛のステーキオーロラソース添えやらを取りそろえ、お好きなものをどうぞ、ああ、見てるだけでクラクラ、どれにしよう、困っちゃう〜のバイキングレストラン?

ところでこの南米選手権で、日本の成績は予選二敗一分けでした。
去年のフランスW杯は予選
三敗でした。
なんだ、進歩してるじゃん。

レベルが違うとお思いでしょうが、TVで予選を見た限りでは参加国が少ないぶん力が接近してて、期間が短いからセーブしないでみんな最初から力を出してくるようで、南米選手権の方が予選リーグはキツイんじゃないかと思います。
私のフランスW杯は予選四試合観戦(しかも見る目がないからクソゲーばっか)で終わりましたが、W杯で一番印象に残っているのは、スタジアムで見た試合ではなく、決勝リーグに入ったとたん、予選でJリーグみたいな試合をしていた国がガラッと戦い方を変えたのをTVで見た時の驚きです。
あっ、そうか。最初から全力投球するのは弱いチームだけなんだ。強いチームは勝てると分かってる弱小国相手に体力と気力の無駄使いはしないんだ。決勝リーグから始まる本当の戦いのために体力と精神力を温存しとくんだ。

だから、W杯でアルゼンチンとクロアチアに1−0の接戦をしたとか、もう一息で勝てたのに惜しかった、なんてのはオーウソです。そんなこと信じてたら、これからどれだけW杯に出場してもいつも予選リーグでサヨーナラーの常連国になるだけです。
生き残るためのギリギリの時にだけ彼らが見せるホントの「力」を日本が経験して帰ってれば2002年に繋がったろうに・・と三敗よりそっちの方が悔しかったです。自分たちは弱いから、一糸乱れぬ組織で守って、少ないチャンスをあわよくば・・なんて最初から負けにフランス行ったようなものです。結局あの時の日本チームはW杯で本当に戦わないまま帰って来たんです。

組織だけはしっかりしていたW杯チームがジャマイカにも負けて、組織が壊滅していた南米選手権チームが、セットプレーやロペスや三浦などの個人技でボリビアに引き分け勝ち点一を取った。これがサッカーなんですね。個人の力、個人の気力、個人の戦いの上に組織を作るんでなきゃ、そんなもの機能しないんです。
さあて。日本は個人で個人と戦うようになれるんでしょうか。
今のところ、これができる日本人選手は中田と小野だけです。(オリンピック代表はまだ判断保留)

それにしてもアフリカ選手権ヨーロッパ選手権のスペシャル専門店のお味はどんなもんなんだろう。そっちもおいしそうだなあ。じゅるっ。

 


1999/7/4

オリンピック一次予選もいいが、南米選手権をTVで見ていると面白い。ただし日本の試合以外。吸盤があるのかと思うぐらい足に吸いつくボール。タメを作って小ばかにするように相手を抜くトラップ。ボールに命があって勝手に動くのかと思うような自由奔放さで、W杯とはまたちょっと違うこれこそ南米サッカー!ってローカルテイストには本当にワクワクさせられる。こいつらに勝つには日本は何をどうしなきゃならないのか・・もうじぇんじぇん分かりません〜。

ところで、1万円か。やっぱりなあ。
新生NTTがこの秋から東京、大阪で開始する24時間テレホーダイサービスの話です。
御存知の通りテレホーダイというのは夜11時から翌朝8時まで二つの電話番号先に限りどれだけ使っても料金一定というサービスです。(うちはISDNなので2400円)

私は4月にWebページアップと同時にテレホーダイに加入したのですが、これが生活習慣をメチャクチャに破壊してくれました。
「工事中」が多かった最初の頃など、プロバイダに繋ぎっぱなしでFetchでアップし、「Netscape Navigater4.04」で動作確認、訂正個所を確認して修正、Fetchでアップし「4.04」で動作確認、これを11時から8時までずっと繰り返して気が付くと夜が明けているなんてザラでした。8時には切らなきゃならないので食事を摂る時間も惜しんでパソコンの前に座り続けてフラフラ。完全に昼夜逆転し、買い物も行けず、銀行に入金も行けず、医者にも行けず「私の人生は夜11時に始まり朝8時に終わるテレホ人生」とWebページの仲間と嘆き合う毎日でした。もともと「漫画家」という時間に不規則な、いや自由がきく仕事だったので転落は一直線。しかし会社勤めの人がWebページを作ってテレホタイムに夢中になってメンテをやると、あっ朝8時だ、会社に行かなきゃ・・なんてヒサンな事になるんじゃないかと人事ながら心配してしまいます。(会社でもメンテしてたりして・・)

そうこうしているうちに「工事中」も少しづつ減り、アップの手順にも慣れてきてメンテの必要もだんだん減りました。そこで少しは人間らしい生活に戻ろうと最近は朝起きるように(といっても遅いが)時間をシフトしています。

ところがこれやるとまた調子が狂う。

朝一番にメールボックスやBBSを覗くのが楽しみなんですが、起きて8時過ぎてると夜までちょっと待つかという気になります。別に繋いでも10円か20円なんだけど、定額以外に金を払うというのがシャク。一日いろんなことして夜になるとお風呂入ったりビール飲んで眠くなったりして、うっかり接続しないで寝て、翌朝また8時に起きれなくて、どんどんBBSのレスやメールが溜まり、ひーひーいいながらその返事を書いて、また接続しないで寝て、朝8時に起きれなくて・・と悪魔のサイクルに陥ります。
テレホーダイというのは便利なようで、朝8時から夜11時まで15時間繋ぐことを「禁止する」ことだと知りました。これで「サービス」とは片腹痛いわ。

NTTがようやく24時間テレホーダイを始めると言うのを聞いた時、「これで悪魔のサイクルから抜けられる」とホッとすると同時に、きっと料金が上がるんだろうなあと思っていたら案の定。インターネットをやっている個人家庭で月一万払う人がどれだけいるのだろう。

海外旅行した地方在住の人はお分かりでしょうが(東京在住だと分からない)日本は交通費と通信費(電話代)が割高です。民族大移動の歴史を持つ狩猟民族のヨーロッパや移民が西進して作った国アメリカなどと定住指向の我らが農耕民族は簡単に比較できませんが、どうも日本の「お上」は個人が移動したりコミュニケーションを取りあうことを喜ばないところがあります。移動を国家管理の下に置き(東京一極集中ですね)「富国強兵」に国家一丸となって燃えるんだって、オッサンそれもう古いよ、そんなことやってるから山一つぶれるし日産はフランス企業になったんじゃんって、オッサンたちは「前例のないこと」は考えないんだろうなあ。

半固定制という、月15時間使うと1500円、35時間以内で3000円のサービスも始めるようですが、テレホーダイと併用できない。何時間使ったかなあといちいち計算しなきゃならないなんてこれまたせこいサービスだなあ。

 


1999/7/2

一ヶ月半ぶりにMENUページのイラストが新しくなりました。
中世の王妃か魔女か・・てカンジ。いつものように下絵取り込み、「PhotoShop」と「Kai's Power Tools」で加工。フィルタを数回かけただけ。面白いのは、手で描いていた時、いつもイラストボードに溶けない絵の具で黄土色かベージュをザーッと塗って、その上に色を塗っていたんですが(これやると絵の具の色がくすんでレトロな感じが出る)、「PhotoShop」で新規レイヤーを作り黄土色で塗りつぶして、そのレイヤーの透明度を下げてパレットオプション→「色相と彩度」にして絵に重ねると、似たような効果が出るんです。
手で描く時と同じ事してるなあ。
でも「PhotoShop」塗りつぶしだと筆ムラが出ない。
筆ムラを「アジ」とみるか、「キタナイ」とみるか・・揺れるココロです。

うっとおしい梅雨の日々が続いていますが、皆さま元気でお過ごしでしょうか。私は20年ぶりに新しくしたエアコンが快調で静かで風が優しくて(勝手にフラップを上げ下げするお利口さん)空気清浄までやってくれるので、例年になくストレスの少ない日々を過ごしています。とはいってもお日様の見えない日がこれだけ続くとウンザリして、起きてもすぐ眠くなっちゃうし、クーラー当たりでやっぱり肩や腰が痛いし。梅雨が早く終わるといいですねえ。

今日町へ出たら雨なのに凄い人出で、どうしたんだろうと思ったら、夏物バーゲンがもう始まってる!まだお布団で寝てるのに。。。

 


1999/6/9

MENUページのデザインをちょっと変えました。
MY ROOMに「イタリアガイドブック」を追加しました。

今日は梅雨の中休み。いいお天気なので、本屋さんへ行って『MdN』(Mackintosh designers Network)という雑誌を買ってきました。「PhotoShop」のサードパーティーフィルター特集で「Kai's Power Tools 5.0」の解説が乗ってたんですが、ほんのちょっとであんまり役に立たない。やっぱり自分で使ってみないとダメね。

iMacは333、Power Mac G3は450が出て、いいかげんデスクトップを買おうと思うんですが、一番の問題点は本棚から溢れ出して床を埋めてるこの本たちをどうするか。これを何とかしないと置き場所も無い。
やっぱりデスクトップへの道は遠いのか〜。