20022月の トンテンカン劇場

2002/2/26(火)『Adicted to TV

先先回から続くのはナゾの吟遊詩人の物語ではなく、はたしてTVは必要かどうかという話です。
あ、裏切られた人います?
ごめんね、あの話はあれ以上考えてないんだ〜(^^;)。

私じつは重度のTV依存症、Adicted to TVでした。
いつからそうなったのか。
レコードからCDになって音楽を聴かなくなり、一日バックグラウンドTVをつけっぱなしにするようになってからか。
じつは新聞も取っておりません。
あれは…93年頃でしょうか。
すでに古紙回収が厳しくなっていたし、海外や東京や実家と留守が多くて、その度に配達を止めてもらうのも面倒だったし、今月は何日留守だったかって面倒な計算をしたあげく、いらっしゃった集金人さんがベルを鳴らしてもいつも寝ていて、悪くって(笑)。

でも本当の理由は91年の湾岸戦争の時、「アメリカは武力介入をしないように。イラクはもっと慎重に国際社会に対応するように」という社説を読んだからかもしれない。
アメリカが武力介入しないわけはないし、イラクに慎重な大統領がいたらクウェート侵攻なんかしやしないし、この記者はなんでこんな事書いて新聞をカミクズに変えるんだろう?
NHKやTV朝日やCNNはカミクズを出さないわと新聞を取るのを止めて、TVのニュースを一日中つけっぱなしにするようになりました。

朝(とは限らないが)起きるとTVのスイッチを入れて、朝はモーニング・ショー。それも徹夜して寝ようって時に今日の運勢を見なくっちゃと「今日の占い」まで起きていて、一日寝て過ごしてた…。
最近は衛星より教育が面白くて、クレイ・アニメのニョッキやイエツムリ、英語リアン、趣味悠々や人間大学、「美に出会う」。
昼はワイド・ショー。国会中継が始まると、衆院予算委員会は見逃せない。スポットライトが当たったステージで役者たちが大乱闘、いや大論戦。
夕方からは民放ニュースのはしご。10時からは重大ニュースがあるとNHKで、平和な一日はテレ朝のニュース・ショー。
日テレがオールナイトで地方ニュースを始めたのが嬉しくて、北海道や福岡の地方ニュースを喜んで見ていました。

そんなTV人間、というかニュース人間が、まったくテレビを見なくなったら禁断症状が出て「う〜、TV見たいぞ、TV見せろ〜!」と発作を起こして暴れるかと思いきや…「見たい」という欲望がわき起こってこないところが我ながらフシギです。

「利家とまつ」は好評みたいで見たいなあと思うんですが、数十年大河ドラマを見続けてきて、一年くらい見なくてもべつにいいか〜とも思うし、ソルトレークオリンピックもTVでやってたらきっとかぶりつきで見てたと思うんですが、ラジオで聴いてると「勝ったの、負けたの、ああそう」で終わり。

テレビがついてないと、「次はこれをやらなきゃならない、今日はこれをやらなきゃならない」という目的がまっすぐストレートに目に入ってきて(今まではブラウン管にジャマされてた(^^;)、それに向かって腰を上げて動くのがすごくラクになりました。ラジオは耳に入っても行動のジャマをしないんです。
これまでいかに腰が重かったか、重度のTV依存症だったかってことなんですが、またそれに戻るのが怖いようです。。。

そういうわけで雪印事件は商店街の電光ニュースで知って、ウチへ帰ってインターネットで検索しました。
あそこはいつも周りにいる人間の首をつかんで巻き添えに崖から飛び降りる…。

マキコさん事件は、ラジオのニュースで聞いて、翌日コンビニで新聞買ったのかな。
あの〜、なんでこれで小泉氏の支持率が落ちるんでしょうか…?
問題はあの上目使いで人の言葉を聞かず攻撃的な言葉を吐き続けるムネオくんでしょうか。(あの攻撃性は一度セラピーにかかったほうがいいと…)

NGO(Non Governmental Organization)というと「国境なき医師団」とか有名ですが、近所にNGOがやってるお店があって、アジアや南米の刺繍のショールや天然素材のTシャツを売ってて、優しくてキレイなオネーサンがマレーシアやネパールの話をしてくれて、買い物ついでによく遊びにいってたんですが、先日の近所の商店街のリストラで、そのお店は私の足ではとても行けないはるか彼方の郊外に引っ越してしまいました。
オネーサン、元気〜?と海に向かって呼びかける。。。

NGOやNPOは国際協力、環境、介護の問題を「みんなでなんとかしよう」とすることらしいので、今までどおり役所と政治家のいうこと聞いてりゃいいんだという人には目障りなのかもしれませんね。

というわけで、私はぜんぜんドルチェじゃないこの世界からちょっと落ちこぼれて、頭に手ぬぐいのせてLINN温泉につかって「はあ〜、いい音だな〜」と毎日ハナ歌を歌っています。

 

 


2002/2/22(金)『お詫びとお礼とお願い』

朝も早くから明るくなってきたし、日差しはもう春です。
シケちゃんももう吹雪まみれになることはないかもしれません。
これから外に出す時は花粉症の心配をしなきゃね。

BOOKSとWORKSをちょっと直しました。もっと早く直そうと思ってたんですが、どうもいつもズルズル引きずってしまいます。

もう古い話になって恐縮ですが、去年の初夏だったでしょうか。
ネットの古本屋さんでコミックス「ジークフリート」を千円でやっと手に入れました。嬉しいです!という方からメールをいただきまして(ありがとうございますm(_ _)m)、「え、なんで〜?本屋さんで買えば520円なのに〜」と調べたところ…あら、いつの間にかこの本、品切れになっていたんですね!
ずいぶん長い間、棚で変色してほこりをかぶっていたのを見ていたんですが。

「売り切れ」ってほんとうは作家には嬉しいことのはずなんですが。
たとえ品切れでも本屋さんに注文していただいて、その注文票が出版社にたまると重版になる可能性もあるので 、すぐ古書店に行かれると漫画家としてはちょっと困るのですが(笑)。
でも私は今○川書店に描いていないし、あそこは今少女漫画を縮小してるようなので、売れるか売れないか分からない本に重版はかけないんじゃないかと思うのです。

読んでいただけないよりは読んでいただいた方が作家としては嬉しいので、BOOKSに並べる本を「今手に入る本」と「手に入らない本」に分けて並べました。

いろいろな古書店を探し回らないと手に入らなかったり、探しても手に入らなかったり(^^;)、定価より高い値段を出さないと買えなかったり…読者の方にいろいろな負担をかけてしまって、私って本当に困った作家ですね。
申しわけありません。そして、それまでして手に入れて下さる方がいるのは、ホントにありがたいことだと感謝しています。

でもみなさん、本屋さんで売っている本は、どうかなるべく本屋さんで買ってあげて下さいね。(あ、私の本のことじゃないですよ)

 

2002/2/14(木)『歌っておくれ、ロザリンド』

世はソルトレーク・シティーと聖バレンタインデーのようですが、 このごろTVを見てないので、私、世の中の流れにちょっと乗り遅れてるかもしれません。

一月に帰ってきてすぐ、リモコンのスイッチを入れたとたん、画面に閃光が走って、「あ、壊れたな…」。落雷のせいじゃなく、もう寿命だったんでしょう。そんなに古くないんだけどな。性能はいいけど体の弱いSONYトリニトロンだから。

新しいの買いに行かなきゃと思いつつ、風邪で動けなくて、TVを持っていない友人が「かわりにラジオを聞いてる」といっていたのを思い出して、十数年使ってなかったチューナーのスイッチを入れ、床にトグロを巻いていたほこりだらけのビニールの室内アンテナをピンで壁に留めてラジオを聴き始めたら、うわっははは〜っ!

朝6時からのNHKFMの「朝のバロック」は必聴です!
タリス・スコラーズとエウロパ・ガランテはいいですね。
買おうかどうしようか迷ってた古楽ソプラノ歌手のエマ・カークビーの日本公演ライブも放送してくれちゃって、中国人作曲家の作品を中国人ヴァイオリニストが弾くと、同じ弦楽器の胡弓の延長線上にヴァイオリンがあるんだなあってしみじみ分かったし。

映画「グリーン・ディスティニー」のラストに流れる曲が、「あれ?これ胡弓じゃない。チェロだ〜」と思ってたら、「ヨーヨー・マ」のクレジットを見て腰を抜かしたけど、彼にとって胡弓とチェロはそう変わらない楽器かもしれないね。(映画自体は「武侠もの」っていうか、香港のカンフー映画をコメディじゃなく撮るとこうなる? ってカンジで、アカデミー外国映画と撮影と美術と作曲賞しか取れなかったの、よく分かる。 でも私、ミシェル・ヨーとチョウ・ユンファとヨーヨー・マ、好き!)

エマ・カークビーEmma Kirkbyは古楽Early Musicを歌うソプラノ歌手ですが、「ソプラノ歌手」という名前に伴う驚異的にひっくり返って上がり下がりするソプラノじゃなくて(モーツァルトの「魔笛」の「夜の女王」のアリア聴いて「ヒステリー女の発作だね」といった友人がいた)、その高く延びる声はビブラートで寄り道することなく、まっすぐに天に向かって駆け上ります。

中性的で、宗教曲を歌うカウンターテナーにどこか似ている。
カタい、とか、色気がないとかじゃなくて、柔らかさと愛らしさと暖かさで人を魅了するのです。「真夏の夜の夢」のパックがふりかける「魔法の花」のように。
夫君のアントニー・ルーリーのリュートの伴奏で、静かに物語を語るように中世やルネサンスの曲を歌う彼女の声は、私の耳には肩にハープを背負って中世の街々を流れ歩く吟遊詩人の声に聞こえるんですね。

どうも私、今サヴァールのCDをこの人が歌うのを聴きたくて聴きたくてたまらないのです。
あの歌をカークビーならどう歌うだろう?
この歌にカークビーがソロを入れたら、ぜんぜん違う曲になるだろうに…。

サヴァールの奥さんのモンセラート・フィーゲラスもノン・ビブラート唱法の古楽ソプラノ歌手ですが、この人はどこかディーヴァ(女神)的でして。
それがゆえに
「すてきな騎士さんがお通りだ
なんて高貴でハンサムな方だろう
よろしかったら、寄っていきません? 」
なんて歌をうたうと、その迫力ったらないのですが、硬くてどこかそっけないカウンターテナー唱法のエマ・カークビーがこの歌を歌うと、「お気に召すまま」のロザリンドが、女なのに男装して「ボクを身代わりにして告白したまえ」とかいいながら、でも演じているのは少年俳優で、観客は目の前にいるのが男か女か分からなくなって、シェイクスピアのかけた魔法の中で夢を見る(この人はホントに変態オジサンだと思う)あの感覚が味わえるんじゃないか。。。

お願い、サヴァール、
浮気して〜、浮気して〜
カークビーと浮気して〜〜〜!
せめてHESPERION XXIのコンサートに、エマ・カークビーのゲスト出演を、一回だけでも。

でも、きっとしないだろうな。
写真見てると分かるよ、ぶつぶつ。そういう人だ、ぶつぶつぶつ。

こうなれば仕方ありません。最後の奥の手。
私の妄想の中でコラボレーションするしかありません。

中世の町に吟遊詩人がやってくる。
ハープやリュートの伴奏で静かに歌うその歌声に、人々の心は魅了される。
少年のようなその美しい声の持ち主は、はたして…!?

次号に続く。ちゃかちゃん!

 

2002/2/3(日)『音の秘境で井戸端会議』

サーフィンをやる余裕もなくなった昨今ですが、インターネット初心者で右も左も分からなかった私に、こういうふうにインターネットってやるのか〜!といろんなことを教えてくれた、たくさんの人が訪れる人気サイトだったH.P.が二つ、昨年の秋に閉じていたことを、最近知った私はウカツでした。

どちらも昨年の秋に閉じたので、あの同時多発テロの影響があったのかなあと考えるのですが、そんなことがどう影響するのか私には分からないし、それを聞ける関係が、両者ともあったわけでもありません。

そのURLをクリックして、「しばらくお休みします。またお会いしましょう」というメッセージを見たとき、「え、なぜ〜?」と私を襲った脱力感は何だったのでしょう。

たとえば私もよくお世話になっている「女○様の素材Web」にアクセスして、もしそこに「しばらくお休みします。またお会いしましょう」というメッセージを見たら、「きのうまでニコニコしてたのに、今日は挨拶もしないなんて、なによあの人〜!」と貴方はちょっと怒ってしまうのではないかと思うのです。
そのくらい、いろんな人がアクセスして「自分のため」にしていたページでした。

でも4年か5年のあいだ、ずっと毎日書き込んで整備していたその人の「無償の努力」によってそのWebページは成立していたわけで、とても悲しいけど、私にはなにもできないんだなあと、ディスプレイの「またお会いしましょう」の文字を眺めながら、インターネットっていったいなんだろうと考え込んでしまいました。


久しぶりに金沢の音の秘境「オーディオ・マン ディグ」へ行きました。

ステファン・グラッペリのレコード(!)を買って、聴いています。
なんのかんのいっても、私はレコードが好き。

私のジャズ趣味はグレン・ミラーなどのビッグバンドジャズと「上海バンスキング」で止まって、第二次大戦を越えられなかったんですが、昨年衛星で映画「ラウンド・ミッドナイト」を見て以来(ジャズをやるミュージシャンのフランス映画)ヨーロッパナイズドされたジャズはいいな〜と思うようになりました。
グラッペリはイタリアかフランスのジャズ・バイオリニストで、戦前の古い曲から最近の曲までキーキー弾いて、いや、この人はなんだかとっても楽しそうに弦を弾くんですよ。戦前のバルナバス・フォン・ゲッツィの血を引いてる。イージーリスニングジャズっていうのかな。

いいCDプレイヤーを買ったんだから大事にしなきゃね、と「CDクリーナーはありますか?」と訊ねたら、「またインターネットで紹介したいくらい(バレてる)すごくいいクリーナーがありますよ!」と言われて、買ってきたのがレイカ「バランスウォッシャーCL」というCDクリーナー。

CDに液を数滴たらして、それを付属の「ビスコCL」という布で拭くのですが、汚れが取れるだけではなく、CDの音が格段にアップして音に深みが増します。
LINNのCDプレイヤーで、このクリーナーを使えば、二乗の超絶音!
もう怖いものなし!!!
いったいなんでだろう…?と解説書を読みますと。

クリーニング後の聴きなれたCDから、ふてぶてしいまでの低音が飛びだすようになります。ふむふむ。その通り。
アナログに匹敵するサウンドが出現します。
おい、レコードの方が性能がいいっていってるぞ、キケン。と読みすすむうちに、ポリカーボネート樹脂がどうこうという話になり、参考文献紹介「オプトエレクトロニクスと高分子材料」にいたっては、その理科系アタマ、なんとかしろ〜!と解説書を投げつけてしまいました。

つまりCDというのは、CDプレイヤーにかけてレーザー信号を読み取る光学機器なので、表面の汚れや磁気を取り除いてキレイにしたら、レーザーは光りですから、反射が一定になればより読み取りやすくなる、ということを言いたいんじゃないかな〜と思うんですが、ここまで専門用語が多いと、私みたいなパンピーには、もうなにがなんだか分かりましぇ〜ん。

さらに問題は、溶液をつけてCDを拭くために付属している「ビスコCL」という布でした。
サービスに付いていた6枚を拭いて拭いて拭きまくり、あっという間に使い果たした私は、20枚1300円という値段を聞いて、うっ、これ以上オーディオで貧乏になるのはイヤだ〜!と、ウェットティシューをじーっと見つめました。
だめよ、あれは薬品が付いてる…。
そうだ!化粧品用のコットンパフだーっ!
それでCDを拭いたら…音が劣化しました。うわああぁ〜ん!
私はもう一枚ブライアン・フェリーの「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」を買わなきゃならないかもしれません〜〜〜!
みなさん、CDをけっして化粧用コットンパフで拭いてはいけませんよ〜(爆死)。

この「ビスコCL」という布は「ビスコース」という化学繊維だそうで(裏地かなんかで聞いたことある)特別に目が細かい超絶クロス、だそうです。

それにしても、おい、ちょっとキミ、そこの理科系。
いくら超絶性能だからって、日常的に使うクリーナーでこんなに経費がかかっちゃあパンピーは買えないよ。
あんたがやるべきことはクリーニング液のさらなる性能アップじゃなくて、ビスコース繊維のユニクロ化だよ。

ところで、う〜む、こーゆーことを無断で書いていいのかどうか迷うのですが、マスク・ネームということでどうかお許しくださいませね。
金沢近郊にお住まいで、「オーディオ貧乏」を見たせいで、この音の秘境「オーディオマン ディグ」でLINNのKLASSIK−Kを買った方がおられました。

私は「Dig」で、貴女のおかげで一台売れた!と鉦や太鼓をたたいての大歓迎を受けてしまいました。
なんだか、CD、チューナー装備のKLASSIK−KにFMが入らなかったそうで、TVからアンテナ引いて大変だったよ〜とご主人が苦労談を、私にではなく、「え、津幡ってあんな平野なのにFM入らないの〜?」というお客さまに必死で説明していらっしゃいました。
お料理やいろいろなことをしているあいだ、今日もダイニングキッチンでKLASSIK−Kはいい音を響かせて、貴女を幸せにしているでしょうか?

もう一名、検索でLINNに引っかかってメールをくださった方がおられました。
いや〜、偶然ですね、ボクも秋葉でいろいろ見て、帰ってきてから「Dig」でLINNのスピーカーの「NINKA 」を買ったんですが(二個で25万円のLINNの定版スピーカー。でもスピーカー買うなら、私はB&W!)、今CDプレイヤーなにを買おうか迷ってるんです。やっぱLINNですかね〜?

だからLINNじゃといっておろ〜が〜っ!
なんのために私が「オーディオ貧乏」を書いたと思っておるのじゃ〜、ぜいぜい。

「Dig」でお客さんたち交えて(土曜日の夕方だったので、飲み屋街は行く人と帰る人でオレンジ色に輝いていた)CDプレイヤーはどこがいい?という話になって、ドルトムントとか(ドイツのメーカー?名前がいいね)そのメーカーの特色を打ち出して、その音を好む人もいるけど、音楽そのものを響かせるのはやっぱりLINNなんだよね。だから聞いていると「幸せになるんだよね〜」って話になって、みんなウンウンってうなずいて。
そっかー、LINN聴いてると幸せになるのは私だけじゃないんだね…。

私、あしべゆうほにもらったお古のSONYのパソコン用スピーカーを繋いで、G4でCDも聴くんですが、それはそれですっごくいい音なんですね。ステレオで聴くのと違う曲だって思えば(笑)。

故障した機械のかわりにLINNを置いてくと、「なに、この音!?」ってみなさんびっくりなさるのよね〜、と「Dig」の奥さんが静かに笑いました。
奥さん。ウチのLINNが故障したときにはあのキンキン声のMERIDIAN 506、置いていきましたね。
あのせいで一ヶ月、私のアタマはキンキンだったんですよ。

なんてイヤミは言わないことにしよう。

「音の秘境」の夜は今日も静かに暮れていきます。