ボール↑
 

一枚の写真

 

これは古いイタリアガイドブックに載っていた写真です。

裸足で蹴ってますが、たぶん戦後すぐぐらいだから、今はスパイクはいてるかもしれません。フランチェスコ会かなあ。カプチン派かなあ。揺れる腰ひもがチャーミングですね。山あいの閑静な修道院に「パス!パス!」とか「あいてるぞ!右〜!」とかいう雄叫びが響きます。

これを見た時、イタリアの修道僧ってこうだよなあってのと、イタリア人にとってサッカーってこういうもんだよなあって二点でミョーに納得しました。

バチカン市国にも国家リーグがあって、職員チームやスイス衛兵チームやぼーさんチームとかに分かれてスクデット(優勝)を争うというのをしろくまさんに教えていただいて、うっ、なるほど!と思いましたが、日本で報道されるセリエAなんてイタリアサッカーのごく一部の上澄みで、あの国は国民全部が日曜の草サッカーに夢中になって草リーグから始まる様々のリーグが国中に血管みたいに張り巡らされてるとこだから(イタリアサッカーの組織編成はtifosissimoというWebページが詳しいです)、ひょっとすると修道院リーグとかもあって、トリノで宗教会議するからついでに聖職者W杯同時開催しようぜ、会派別対抗サッカー試合とかやったりして(ないない)枢機卿たちは午前中会議、午後はトトカルチョ、決勝カードはフランチェスコ会×イエズス会「宿命の対決!」だ〜!なんて笑っちゃう〜。

愛すべきイタリアのボーサンとサッカーに乾杯!!!

 


1999/7/4

 

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