眠れる森の魔女 紙上大ロードショー |
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↑ユルゲンくん |
むかしむかし
とあるドイツの村(これはドイツでなければならない、やっぱ) グーリとマルコという二人連れの遍歴の騎士が村へやって来ます。 さめざめと泣いてる村人たち。 「あ、聞いたことある。」と、マルコ。 「へい。ところが、眠っても、眠っても、王子様が迎えに来ないんで、お姫さま怒っちゃいましてね。
「なんてひどいお姫さまだ…」 騎士グーリ、ユルゲンを見て、ドッキリ。 |
「どうなるんだ、彼は?」 「お逃げ、ユルゲン。私たちがどうなろうと、おまえが死ぬよりは…」 「よしっ!!私も一緒に行こう!」と、騎士グーリ。 おどろく村人たち。 「我々は人類の愛と平和のため諸国を遍歴している騎士です。 「…愛と平和ね」 こうして一人は愛と平和と邪念に燃えて、一人はそのよこしまな意図を察知しつつ、 |
深い森を抜けようとするとき、化け物が襲ってきます。 空を駆ける「魔法のソックス」、敵から一瞬姿を見えなくする「魔法のクライフ・ブーツ」の力を借りて、なんとか執拗な化け物の追跡から逃れ、 「なあ。お姫さまを誰がやってるかイヤな予感がしないか…」 次のページへ |
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