ブルボンの封印
原作 藤本ひとみ
2003年2月12日発売
◆講談社漫画文庫

ISBN4-06-360481-0
C0179
ISBN4-06-360482-0
C0179

 

580円(税別)

 

◆初出

『歴史ロマンDX』(角川書店)
1994年〜1995年連載

 

 

 

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17世紀のヨーロッパ。
赤ん坊の時に捨てられ、肩に不思議な百合紋を持つマリエールは
ジェームズに救われて、彼を初恋の人として慕うようになる。
出生の秘密を持つジェームズはやがて旅立ち、マリエールも自分の過去を捜すためにパリへと向かうが
その道の途中でマリエールは青年ルイと、彼に仕えるアドリアンとフランソワの三人連れに出会う。
ジェームズとうりふたつのルイは、フランスの国王ルイ14世だった…。
「鉄仮面伝説」をもとに、宿命の恋を描く歴史大河ロマン!

 

 

 

 

表紙のカラー印刷がきれいです!
「エリザベート」は原画とちょっと違うんですが、あれから印刷所が変わったそうで、「○○印刷に伝説のMac使いがいる」と編集の方は必死で捜していらっしゃって、その「伝説のMac使い」が見つかったせいかどうか知らないんですが(笑)、新しい印刷所に変わったあとのこのカラー・イラストはめっちゃキレイです!
マリエールの髪に飾った花の紫を見て下さい。LUMAのカラーインクのピンクとブルーを使うととてもキレイなパープルができるんですが、それが原画通りどころか原画よりキレイに出ていて、感涙しました。

「ヴァレンチーノ・シリーズ」(竹書房文庫)も刷り出し(これでいいですか?と手元に届く試し刷りです)の時はきれいだったんですが、本にするときにマット加工をかけたら色が沈んでしまいました。 マットをかけすぎたそうなんですが、マット加工ってパーセンテージでかけるあんばいを決めるらしいんですが、この辺は同人誌をやっている方が私より詳しいと思うんですが(笑)、それで黄色く沈んでしまったそうで、あれは本当に残念でした。

この表紙はマットではなく、PP加工をかけています。
PPというのはツヤツヤのコーティングをかける加工で、色が鮮やかになります。(たぶんポリプロピレンの略だと思うんですが…?)
マットというのはちょっとくすんだ画面になる加工なんですが、私はどうもマット加工と相性が悪いみたいで、角川の時も表紙にマット加工をかけるといつも失敗して、お願いだからマット加工をかけないでくれ〜といっていた覚えがあります。

でも白泉社文庫の「南京路に花吹雪」はマット加工なのにキレイだったので、そういうところ、白泉はうまいなあ。老舗のノウハウを蓄積して、印刷所とのパイプにも気を使っているんだろうな。

たかがカラー表紙なんですが、表紙は本の顔で、「表紙がキレイだから」と買うお客さんもおられますので、「あーでもない、こーでもない」と作家も編集者も必死でいい表紙にしようと鳩首会議を開いて、その結果キレイな表紙の本になると、作家は本当に嬉しいものです。

これはなんのトラブルもなくスケジュール通り入稿したので、白黒印刷もキレイです(笑)。

 

 

 

↑第二巻表紙です

 

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