ギャラリー(絵の部屋
各 部 屋
04年度1学期 年少絵画 04年度1学期 年中絵画 04年度1学期 年長絵画

絵は、心の中にあるイメージが手の運動によって紙の上に残った軌跡です。

 見たこと、聞いたことは同じでもうれしい時と悲しい時とでは心に残るイメージは変わってきます。心の中には毎日毎日いろいろなことが貯まっていきます。貯まったものは、互いに結びつき変形し、そして、忘れ去って行くのもあるでしょう。そんな心の中のことを、確認したり、伝えたかったり、また新たに作り出したかったりして絵を描くのでしょう。
 絵を描く時の精神活動を思い巡らせてみると、たいへんなことを行っているのだと思わずにはいられません。イメージを思い浮かべる、それは3次元の空間、あるいは過去、現在、未来の時間軸を加えた4次元のことかもしれません。あるいは、そんなことがごちゃごちゃ混ざったとても言葉で表現できないことかもしれません。それを紙という2次元の上に表わさなくてはいけないのです。一般的に絵を描くことは、字を覚えるといったことと比べて、知的に低いことと思われているようですが、逆でまさに大変な知的な活動なのです。

子どもの絵は大人の絵と比べて、いろいろな点で異なります。特に写真のような絵はありません。そこには子どもの認識の仕方が大人と異なるからなのでしょう。またクレヨン、クレパス、絵筆、鉛筆などを使う身体の、特に腕や手の動かし方も大人と異なり、ぎこちなさがあります。それらの結果、表現のスタイルも異なります。しかし、見るものに大きな感動をもたらすものがたくさんあります。私たち大人が忘れ去ってしまった感動をストレートに伝えているかならのでしょうか。20世紀を代表する画家のピカソやクレーなどにも大きな影響をもたらしました。

 子ども達が描いた絵は、楽しい絵もあれば、悲しい絵もあります。また一人の子どもが常に見る者に感動をもたらす絵を描くとはかぎりません。ここに掲載した絵はなんらかの感動を私たち大人に与えてくれるものだと思っています。総ての園児の絵を一度に掲載できません。段々と掲載して行く予定です。

 絵の大きさは基本的には四切り(約54cmX38cm)です。絵筆を使って描いた水彩画は基本的にはイーゼルに載せて描いています。その方が身体、特に腕が自由に動き、束縛のない姿勢で描けるからです。

トップページに戻る