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韓国女一人旅(5)

プロのカメラマンと一緒に!
書店で文化の違いを実感

私が指を怪我していてカメラの扱いに困っているのをご存じの高ヒョンミさんが、プロのカメラマンを紹介してくれた。フードジャーナリストのヒョンミさんの取材で同行しているカメラマンの川嵜ひろもる氏である。ヒョンミさんは、
「ちょうど私の仕事が一日空いているので、一緒に廻っ貰ったらいいわね」
と言ってくれたのだった。これも指を怪我したおかげか、などと思う。悪いことが、かえってうまく回る私であった。
ソウル在住である川嵜さんには、本当に沢山連れて行ってもらったのだが、残念なことに全部は書き切れない。そこで、一つに絞って紹介したいと思っている。
書くことを生業ととしている者としては、韓国の書店に行ってみたいではないか。そこで、ソウル一大きいという書店、教保文庫に案内して貰う。韓国読みではキョボムンゴといって、ソウルで知らない人はないという有名な書店だ。
「ここに、日本の雑誌や書籍も置いてるコーナーもありますよ」
なるほど、日本のファッション雑誌などが置いてあった。
「つい最近までの韓国では、考えられないことですよ」
と川嵜さんが言う。1998年から、日本の文化を入れるように政策が転換されたからだということだ。
日本人の本も翻訳されていて、村上春樹、吉本ばなな、などがある。ちなみに日本で人気のある推理小説などはなかった。いろんな人にも聞いてみたが、韓国出版の本でも推理小説は見かけないそうである。
子どもの本のコーナーを見ると、絵本はなかなか充実しているようであった。広いスペースを取っている場所は座れるようになっていて、これは子どもが読書できるようにとのことだそうだ。
子どもたちが座って本を読んでいるのを、どんな本を子どもが読んでいるかと、ぐるりと歩いて上から覗いて廻った。
「何を歩いて廻っているのか?」と不審そうな顔をする親の視線にもめげないで見て廻る。子どもたちは、漫画ではないのだが、漫画のようにコマ割りをしている本や雑誌を読んでいた。ちなみに漫画は、ドラえもんぐらいしか置いていなかった。
それから変わっているのは、雑誌に付録として、大きな洗剤、バッグ、ぬいぐるみ、目覚まし時計など、大きなものが付いていることだ。 それはサランラップのようなもので雑誌にひっつけられていたのだ。日本では見たことがないが、韓国ではこれが普通だそうである。

ソウルの書店を「視察」する筆者

 

奈良新聞掲載2005年11月19日

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