自動車学校……エッセイ、こぼれ話(4)
人間万事塞翁が馬!
人は、いろんな格言を座右の銘にしているものだ。格言でなくっても、何かを信じていると思っている。
私の座右の銘は『人間万事塞翁が馬』
生きていく上で、「もう、あかん!」と、そのまま寝転がってしまいたい時がある。出口の見えない辛さで、彷徨い歩いた時もある。
しかし何とかそれを乗り切って、後ろを振り返ったとき、「ああ、人間万事塞翁が馬だなあ!」と思うのだ。
現在も乗り越えていないことがあって、それが解決するのはいつのことやら……というのがあるけれど、それも、(きっと、いつかは解決するだろう)と思っている。
それも、『人間万事塞翁が馬』が解決してくれるに違いないと、思うことにしている。
さて、この、自動車の免許を取得したいきさつは、もちろん、人間万事塞翁が馬というほどのものではないけれど、夫が大腿骨を骨折したことから、車は頂く、免許は手に入れる、そしてエッセイが出版されると良いことずくめになったのだった。
いわば、これは、『ミニミニ人間万事塞翁が馬』版ということでしょうか。
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第三章のイラスト
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第七章のイラスト
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2005年4月10日
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