2007.10.10、不覚にも子猫を拾いました。

1週間程前から、家の手前、数10メートルの所で何度か見かけ、隣の家の猫?いや捨て猫か、
絶対捨て猫だ、、、、と気になっていましたが、9日帰宅時、足を引きずっているのを見て、
、、、ついに10日夜9時頃、ご飯と懐中電灯を持って迎えに行きました。
9日夕方、私が車で近づくと足を引きづりながら避けた道ばたの、翌朝母も見かけた同じ
道ばたにうずくまったままでした。ずっとそのままそこにいたのでしょうか。夜はもう
結構寒いというのに。

逃げられるなんて思いもしなかった為、迂闊にもサンダル履きで出かけ、何気に手を伸ばし
たら、道の反対側の高い土手の深〜い草むらの中に逃げられてしまいました。草が深くて
懐中電灯で照らしても草の動いてるのさえ見えません。EMHと二人、ニャアニャアと猫真似
をしながら、深い草の中、滑るサンダルで、登っては滑り、滑っては登り、、、、、
何分くらいやっていたか。迎えどころではなくて、大捕物帳になってしまいました。
結局、下の田んぼに降りて来た所をEMHが追いかけて素手で捕獲しました。EMHの手を
噛んだまま、ご飯を入れていた袋に入れられて、子猫はお家にやってきました。
その後EMHの手が腫れたのはいうまでもありません。

捕まえた子猫は思っていたよりずっと小さく、まだコリコリしていました。でも、ご飯は
食べられるようでした。食べられるようになって早速捨てられたのでしょうか。

ご飯をあげると、よほどお腹がすいていたのでしょう。逃げまくった割にはすぐに食べ
始めました。1週間、食べていなかったのだから無理もないですが。ちょっと食べて一旦
振り向いて私たちを確認するとまた食べ始めました。

名前は悩んだ末、捨てた人がいても私はお前の生まれて来たのをお祝いするよと言う意味で
寿々(すず)とつけました。

こうして、寿々はここん家の一員になりました。

ああ"っ、そうしてその時から、優雅なティータイムも静かな生活も無くなったのでした。