前世紀前半、祖国日本に見放された一人の芸術家がフランスにいた。
この日記はその芸術家、藤田嗣治に魅せられた貧乏サラリーマンが
無謀にもコレクターに成らんとする苦難の記録である。
尚、本人は結構幸せらしいが、寄付は随時受付中である。


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2006.02.02
文芸春秋2月号を買ってきた。あ〜良かった良かった。1月10日発売だったというから、もう無いかと
ドキドキだった。ちなみに昨日セブンイレブンで見たら無かったのだ。ってないよなあセブンイレブン
に文芸春秋は。

で、読みたかったは、”鮮やかな『昭和人』50人” 、、、、 
”この見事な生き方を見よ ”だ。 
そこに君代夫人の”祖国に捨てられた天才画家”(近藤史人氏取材構成)が載っていたのだ。
過去に1968年に週刊新潮と、1975年に芸術新潮と、今回が3回目と思うがどうだろうか? 他にご存知の
方がいらしたら、ぜひ教えていただきたい。お願いします。



2006.02.03
東京美術倶楽部社長の吉田清さんが亡くなったそうだ。吉田清さんといえばタマネギちゃんとおチビ
ちゃんの鑑定書にサインをされている方だ。明後日2月5日から2月26日、東京美術倶楽部創立100周
年記念の展覧会
が開催されるというのに、その前にお亡くなりになるなんて。しかも肺炎で78才。
まだまだお若いのにお気の毒だ。
ところでこの展覧会、所蔵家たちから特別に借りた非公開の作品も多いらしく、興味津々なのだ。
藤田の作品もあるようだから、ぜひ行きたい。



2006.02.04
12/28〜1/30の電気料金、56,990円!

あ”〜〜〜 オール電化でなく、昼間居なくて、しかもこんなに小さい家なのに56,990円はスゴく
ないか?やはりパネルヒーター2台と遠赤外線電気ストーブ1台にオイルヒーターにホットカーペット1枚
は効くようだ。全てを一度に付けっぱなしという事はないが。かといってエアコンは乾燥するので使いた
くないし、石油系は絵が汚れるのでもってのほかだし、う”〜 コレクターの道は厳しい。この調子だと
3月には公共料金引き落とし専用口座がマイナスになるに違いない。マズい。。。。

とりあえず、なるべくヒーターをつけないで膝掛けを使う事にした。靴下も2枚から3枚にしたいがそっち
の方は部屋履きがきつくて履けなくなるので断念した。
恒久的には年々寒さが厳しくなりそうな感じだし、暖房の見直しが必要な気もする。
小耳に挟んだ所によるとH君のお宅は家よりずっと大きくて床暖なのに3万なんぼだったそうである。広さ
はどれくらいで、他に使っている物はあるのかとか、床暖って温かさはどうなのかそれだけで済むのか?
特にここは重要で、H君の暖かさの判断じゃなくてお母さんとか奥さんとかに聞いてみたい。



2006.02.05
実はしばらく買物は止めようと思っている。

年末に私たちにとってはとても大きな買物をして予算も底をついてしまった。そんな時に大学の先生で
フランスの挿絵本が好きで借金までして集め、ついには破産寸前までいってしまい、それでは生きてい
けないので『子供より古書が大事と思いたい』という本とか原稿を売る仕事を始めて、、、、と言った
話を聞いてちょっとドッキリしたりもあって、しばらく止める事にしたのだ。大体このままでは本当に
欲しい物が出たときに買えない。少し体力をつけておかなくてはと思ったのである。
一日10数人のへなちょこコレクターの読者の皆様、決してコレクターを止めたのでは無いのでご安心を。
って誰が心配する。

そうして、ちょうどいい機会なので前からしなくてはと思っていた事をボチボチ始めようと思っている。
へなちょこながら作っているコレクションリストを作り直すのと、ずっと前から紙は用意してあったも
のの作ってなかった挿画本の箱のラベルとか、本棚が足りなくなってきたので配置の見直しと補充とか
額装をいくつか直したりとか、、、、色々したいことがある。

リストの方は当初EXCELで作ってあった。ところがというか当然というかExcelでは重くて動かないので
最近Appleの
Pagesで作り直し始めたところだったのだが、藤田のカレンダーを家にある絵で作ろうと思
って買った i Life で画集も作れるので、それを利用しようという事になった。画集として組んで、その
ままデータを保存しておこうというのである。画集が欲しければ、そのまま作っても良いし、組み直して
も良いし、なんといっても i Life を使えば画像は i Photo からそのまま持ってくるだけなので大きい画像
のままで手を加える必要が無いのも良い。ただ、写真を全て大きいままで残していないので取り直さなけ
ればならないのはちょっと大変だ。



2006.02.11

2冊組で2500円。安い。

銀色の方は全て、こういう風に作品と解説があって、
これ1冊で、日本近代絵画の有名どころをざっくり
知る事が出来るかも。

東京美術倶楽部の展覧会に行ってきた。
この展覧会、明治以降の日本画、洋画の物故作家70人の作品が各1点づつ展示されていて、日本の明治以降
の美術史全体を見渡すのに良いと思った。しかも個人蔵が多く、個人蔵は個人蔵なだけに良い物が多く、
何処を見ても名品と思われるものばかりだった。特に日本画は非の打ち所の無い作品ばかりで恐れ入りま
した。絵が好きな人にとっては通常見れない個人蔵の名品が見れるし、普段絵を見ない人にとってはちょ
っとした日本美術の勉強になる。ただ、個人蔵の個人名が無いのがリアリティーに欠けて残念だった。

例によって一番欲しいはだが、麗子像ともちろん藤田を除いて、今回は岡鹿之助の ”林 ”が良かった〜。
すっごく良かった〜。 欲し〜。

岡鹿之助は版画なら買えるが、岡鹿之助の好きなのは油彩で、岡鹿之助の油彩は清水の舞台から滑っても
買えない。第一売ってもいない。オークションで数回と、画廊で一回だけ見た事があるだけだ。画廊の1回
は、以前植木屋藤田の葉書を買った画廊で他の明らかに格の違う絵と一緒に何気に壁に掛かっていた。
『ん〜〜っっっ。あれって、岡鹿之助だよねえ〜。 へえ〜 ほお〜っ はあ〜〜 』

何時かなにかの間違いであんな絵(”林”)が手に入ったら素晴しい。(ありえな〜い。)



2006.02.25
一昨日、近藤史人さんのNHK講座 ”藤田嗣治 パリの異邦人”の2回目に行ってきた。またまた、貴重な
お話を聞かせていただいた。講座の時間は1時間半なのだが、これがまたもうあっという間だ。気がつくと
1時間半経ってしまっている。プレゼンなんかだと15分くらいでむずむずしてきて30分くらいでうんざり、
後はひたすら修行〜〜なのに。藤田好きにとっては目がキラキラしっぱなしの嬉しい講座だ。人数の少ない
のが勿体無い。特に講座の宣伝はしていないようだし集まる方が不思議な気もするが。そういえば、今から
でも受講OKということなので、後は1回の教室での講座と展覧会の会場で1回の計2回のみだが、藤田が好
きで好きで一日の半分くらいは藤田の事を考えている方は参加されるといいと思う。
もしかしてと思っていたが、、、、
近藤さんの御威光で展覧会中前半だけ使えるシルバー・チケットと展覧会中使えるゴールド・チケットを1枚
づつ頂いた。うわ〜い!!



オークションなんかでよく売っているやつは大抵シルバーで、ゴールドはさすが近藤さんだ。

帰りに何年ぶりかで骨董通りの和菓子屋さん ”菊家 ”に寄って大好きな瑞雲を買ってきた。
3時過ぎなのでもう無いかもしれないし、この辺りはどこでも路駐出来そうで、その実、路駐出来るところは
全てうまっているので寄るなら何処かの駐車場に入れないといけない。一旦は寄らないで帰ろうかとも思った
が寄って良かった。 久しぶりの ”瑞雲 ”。 なんて美味〜。

講座をやっているビルでは、ずっと探しているたまねぎちゃんとちびちゃん用に良さげな薔薇のシールがあっ
たので買ってきた。


ちょっと(?)、、、 大きすぎたかも。。。。

さて、
明日、2月26日(日)、5分だけだが、午後4:45〜4:50 NHK総合で ”モンパルナスの寵児・藤田嗣治 ”
というのが放映されるようだ。一体長いやつは何時放送されるんだろう。今回の講座ではまだ放映の話は無か
った。3回目の講座は展覧会開催直前なので、その前に番組があるかもしれないのでこれからは番組チェック
を怠らないようにしなくては。



2006.02.26
挿画本を触る際はいつも綿の白い手袋を使っていたが、却って痛めるので使わない方がどうも良いらしい。
ということで、手袋は箱とかハードカバーの本を持つ時だけにし、後は100%純石けんでよ〜っく手を洗って
直に手で見る事にした。手袋をした方がいいという意見もあるようだが、確かに手袋をしているとページを捲
り難くて本を痛めそうだった。

ほぼ日刊資料保存 2005/12/22


”巴里のエトランゼ ”、5分という短い時間の中でよくまとまっていたと思う。絵は好きだが藤田は知ら
ないという人は、これを見たら絶対に展覧会に行くと思う。



新聞に ”藤田嗣治 ”の文字が。

藤田が有名になる。有名になる。有名になる。。。。



2006.02.27
またまた藤田の番組が発生した。今度は、なんと!
15分も!!

3月4日(土)午後11:15〜11:30分 NHK教育テレビ ”伝説の画家 藤田嗣治 ”


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