前世紀前半、祖国日本に見放された一人の芸術家がフランスにいた。
この日記はその芸術家、藤田嗣治に魅せられた貧乏サラリーマンが
無謀にもコレクターに成らんとする苦難の記録である。
尚、本人は結構幸せらしいが、寄付は随時受付中である。


2004/プロローグ 2004/01 2004/02 2004/03 2004/04 2004/05 2004/06 2004/07
2004/08 2004/09 2004/10 2004/11 2004/12 2005/01 2005/02 2005/03 2005/04
2005/05 2005/06 2005/07 2005/08 2005/09 2005/10 2005/11 2005/12
2006/01
2006/02 2006/03 2006/04 2006/05 2006/06 2006/07 2006/08 2006/09
2006/10
2006/
11 2006/12 2007 2008 2009 最新の日記



2005.10.14
最近ヤフーや他のオークションに藤田の若い頃の葉書がよく出ている。オークションに出ているのは
安いけど欲しいと思う物が無い。欲しいのは画廊に有って高くて手が出ない。



2005.10.15
屋根の塗装をしてもらった会社の方がその後、不具合はないか、効果の程はどうかと訪ねてきた。
塗り方が下手だと雨漏りをしたりするそうなのだ。雨漏りをしない事は答えられたが、効果の程は
残念ながら他に遮光カーテンとひさし君を取り付けてしまったので屋根だけでどうかとなると解ら
ない。ただ全部合わせると今年は去年に比べてずっと過ごしやすかったと思う。去年の温度が解ら
ないのではっきりとは比較出来ないが、今年は二階でポトスが育った。今まで二階では植物は育た
なかったのだ。はっきり数値を出せないのは残念だが、私としては大変満足している。



2005.10.26
画家の小川憲一さんが来年4/11〜4/16まで一昨年と同じ川村記念美術館のギャラリーで油絵展を
されるようだ。今度はどんな絵を見せてくれるだろう。今から楽しみだ。
ところで、どうせやるなら百貨店とかの方が良くないだろうか?美術館へ来て覗く人より、百貨店
の展示会を覗く人の方が絵を買うという意識の有る人の率は高そうな気がするのだが。実際のとこ
ろはどちらが売れるのだろうか?



2005.10.29
今日の迷宮美術館は熊谷守一だった。前から母屋用にちょっと一枚欲しいなあと思っていたのが
ますます欲しくなってしまった。でも、熊谷守一は人気があるので版画はいっぱいあるが、本画と
なると手頃な価格で出回っているのが少なく、出るとすぐ無くなってしまうし、油彩は高くてとて
も手が出ない。
藤田も展覧会があればTVで放映される事も有るだろう。観たら欲しくなっちゃう人が激増したら
どうしよう。ますますへなちょこでは手が出なくなってしまうかもしれない。かなり心配。。。。。


TOPへ  美術鑑賞Lab TOPへ