前世紀前半、祖国日本に見放された一人の芸術家がフランスにいた。
この日記はその芸術家、藤田嗣治に魅せられた貧乏サラリーマンが
無謀にもコレクターに成らんとする苦難の記録である。
尚、本人は結構幸せらしいが、寄付は随時受付中である。


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2005.08.05
『面影との戦い』を買った。
よく切って額装したのを売っているが、大変高いし、1100部あるので待てば出て来るだろうと思い
買わずにいたら出てきた。同じ絵をいろんな風に使っている珍しい構成の挿画本。摺りも大変繊細で
美しい。

『面影との戦い』
 1941年パリ刊
 総部数1100部
 カラーリトグラフ 挿画7カ所

まだ、ペーパーナイフを入れていない状態のものだった。きっと藤田を好きだった人が持っていたもの
違いない。私が新品を手に入れたら、やっぱり切らないと思うから。でも、もしかして売れ残りって
ことも?




2005.08.12
ホテルオークラ東京へチャリティーイベント
『アートは世界のこどもを救う 〜きらめく
女性たち〜』を見に行ってきた。

最近の展覧会の中ではなかなか粒ぞろいの
展覧会だと思った。それから盛りだくさんな
展覧会だった。
パンフレットは300円の募金で買えるように
なっていて、パンフレットにはどの女性の絵
が良いか投票用紙が付いていて、投票すると
オークラの宿泊券等が当たるようになっていた。
その他に全員にくじ引きもあった。EMHが
ダイニングカフェ・カメリアのお菓子(おいしー
を当てた。

私の一番は前田青邨の女湯の絵 ”浴女群像 ”
にした。一番きらめいていると思ったから。

会場から出るとお昼を1H程過ぎていたので
カメリアへお菓子をもらいがてら食事に行く
事にした。


アート展特別メニューを注文。
すると、特別メニューを注文した方にという
ことで展覧会に出品されていた作品の絵はがき
を各自2枚づついただいた。藤田でなかったの
はちょっと残念。
藤田の絵葉書は展覧会の出口にも無かったし、
作ってなかったとは思うが。
オークラのこのお菓子は美味しいと思う。
サービスは他にカメリアではパンフレットを
持っていくとドリンクサービスがあったよう
だった。気がついたのは出た後だった。





頂いた葉書
チケットは1000円で他に大倉集古館と
泉屋博古館 分館で開催している展覧会を
見れるようになっていた。大倉集古館は
目の前だし、泉屋博古館 分館も駅への帰り道
だし、あまり気は入ってなかったが両方見て
みる事にした。
大倉集古館では『時代を超える『シルクロード
装いの美』というのをやっていた。伝統的刺繍・
スザニというのを初めて見た。思いがけず楽し
んだ。ミュージアムショップには大倉集古館の
雰囲気にぴったりのミステリアス系の綺麗な
お姉さんがいた。お姉さんもおすすめの袋を
購入した。
ラクダの刺繍がかわいかった袋
泉屋博古館 分館では『人間国宝 江里佐代子
・截金の世界』を見た。
江里佐代子さんのことはそれまで全く知らな
かった。人間国宝ということで、職人としの
技術が超一級なのはいうまでもなく、職人と
いうより芸術家だと思った。巨匠と言われる
芸術家は基本的に大変優れた技術の上にそれ
ぞれの世界を繰り広げているんだという事を
逆に改めて思い起こさせてくれた。こういう
すごい女性を見ると同じ女性として誇りに思
ってしまう。
箔座の金平糖
HPをリンクしたが、残念ながら大変細かく
繊細な作品たちは現物を見ないとわからない。
日本人だったら機会があったら覗いてみる
べきだと思った。これまた思いがけず見て
良かったと本当に思った。



おみやげに箔座の金平糖と麗子像の葉書を
買ってきた。この麗子はオークラの展覧会
に出ていた。すごく怪しくてこの麗子も好
きだ。





二人麗子図(童女飾髪図)



2005.08.15
もちろん私もマークを付けている。
コレクターの基本であろう。
(単なるおバカ?)




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