前世紀前半、祖国日本に見放された一人の芸術家がフランスにいた。
この日記はその芸術家、藤田嗣治に魅せられた貧乏サラリーマンが
無謀にもコレクターに成らんとする苦難の記録である。
尚、本人は結構幸せらしいが、寄付は随時受付中である。


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2005.02.01
お嬢ちゃんたちの実家の画廊さんに華やかなおねえさんが増えた。と思ったら前からいらした
綺麗なお姉さんが居なくなっていた。ちょっぴり残念。

1月の電気代が、なんと! 40757円だった。お嬢ちゃん達のお肌の為ならこのくらいの電気代は
ううっ。。。2人暮らしでチッチェー家なのに。。。。仕方ないか。
ちなみに美術館は当然かもしれないが、画廊さんは夜間を含め一年中、同じ温度湿度にしている
のだろうか? 量も多いし、管理だけで大変な金額ではないのだろうか?



2005.02.02
お嬢ちゃん、動物園が届きましたよ〜。

シンプルだけど良い木を使った額にしようと
考えていたのだが、出来合いのシンプルな物は
あまりに安っぽいものしかなかったので思い
切ってこれにしてみた。

アフリカンな感じで結構良かったと思う。

リトグラフはマットにつけた状態で持ち込んだ。
額縁屋さんで、マットを定型に切って良いかと
いうので、良いようにお願いしますと軽〜く
言ったのだが、定型ってのはこういう形なのか。
もう少し横長の方が良かったような?と思った。
エリックはこれで良いと言うが、私はなんだか
落ち着かない。
言わなくても良いようにしてくれるんだろうと
思っていて、あまりはっきり言わなかったのだが、
リトグラフの左上が切れた(マットに入っていない)
ままだった。



2005.02.03
いくらお嬢ちゃん達の為とはいえ、電気代4万はキツイ。
という事で、使わないエアコンのブレーカーを落として電球のワット数を小さくした。(2/1.2/2 .2/3)




2005.02.05
脚立が無くて夜中に出来なかった階段の所の電球を小さくした。
そういえば寝室の蛍光灯も1個とっても良いかな。

夏に備え、日よけを買った。予報によると花粉の飛び始めるという2月11日の前、最後の休日に
取付けた。所要時間は2個で多分1時間30分くらいだった。作業者はほとんど1名。立てる時だけ
猫の手必要。

ひさし君 メイホウ産業
コメリのネットで二個、49600円。
自動巻き取り式。
自動といっても棒を倒したり上げたり
するとシートが自動で巻き込まれると
いうもの。自動でない手で巻き込む
タイプもある。

物はそれなりではあるが、
それにしても他の物に比べ飛びきり安い。




はっきりいって、、、かっこわるい。
先端のフリフリが泣ける。





付けた途端、急に寒くなった。結構効きそうな気がする。去年の2階の暑さったら、もの凄いものが
あった。お嬢ちゃん達はみんな1階だが、それでも最高に暑いときには昼間家に居なくてもタイマー
でエアコンをつけざるをえなかった。2階が少しでも涼しくなれば、1階の温度も大分違うのではと
思い、恥ずかしいが思い切って日よけを付ける事にした。まあ、夏になればおかしくないと思う。

ちなみに商品には保険がついていて、風や取付けミス等で落下し、通行人に怪我をさせたり自動車
等に損傷を与えた場合等に保険が下りる。保証期間は1年間で、個人賠償 最高5000万円。なぜか
交通事故障害保険まで付いている。



2005.02.13
過去にえ”〜〜〜っていう当たりかたをした事のある占いによると、
EMHと私は明日、言葉では言い表せないような不思議な体験をするのだそうな。

私   ;もしかして明日帰ってきたらたまねぎちゃんが大人になってたりするんじゃないかなあ?
      (へへへっ、どうさ〜こういうのは)
EMH ;ん〜んんん、それは困るなあ。
     、、、、、、、、
     いや、久しぶりに蔵を開けたら、中に麗子が居たりして。ははは 
私   ;うっ、そ・それは恐いなあ〜。
      (でも、麗子か、楽しみだなあ。麗子ねえ。麗子麗子と、、、)

こうして明日から仕事だというのに麗子以上のネタを考えて眠れなくなるのであった。



2005.02.20
去年、雪の振る中遠征したビュッフェ美術館で今年もまた猫展があるそうだ。説明を読むと
どうも去年のと同じ内容のようだ。毎年開催しているのだろうか? とりあえず行かなくていっか〜。



2005.02.21
EMHが藤田の紹介のページを追加してくれた。確かインフルエンザで家で療養中の
はずだったのだが、、、、、。
おちびちゃんがよそいきのお顔をして載っている。いつもはクールなちびちゃんなのに
まるでフリフリの似合いそうな可憐な女の子のようである。大したちびちゃんである。
今度、額の中にレースでも入れてあげようかな。似合うかも。



2005.02.22
来月初めにひろしま美術館に行く事になった。そこには一般に全盛期と言われている乳白色の時代の
宗教画が3
枚ある。フジタは晩年、多くの宗教画を描いているがそれ以前の宗教画は晩年ほど多くは
なく、実際には見た事が無いのでとても楽しみだ。

今回は時間と予算の関係で広島で1泊するだけの小旅行だ。遠くまで行くのに1泊では勿体ない感じ
だが仕方ない。本当は山口県にも行って香月美術館や山口県立美術館や下関市立美術館にも行って
みたい。山口県立美術館には香月泰男のシベリア抑留の体験を描いた油彩画がいっぱいある。
もちろんフジタの作品もあるようだし、下関市立美術館にも香月泰男もフジタもあるようだし、
山口県にはそのうち絶対行きたい。

行きたいと言えば、栃木県立美術館のフジタの初期の少女を見に行きたいし、愛知県立美術館の
青いドレスのお嬢さんも見に行きたい。もちろん!なんといっても一番行ってみたいのはおフラ
ンスだが、こっちはすぐというわけには行きそうに無い。そんなおこづかいも休みも、それから
語学力も無い。行きたい所はツアーの無いところばかりなのにフランス語が解らないのではかな
り厳しそうだ。ああ〜でもお金は後から付いてくるっていう事もあるし、語学力も勢いさえあれ
ば何とかなるかもしれないが、暇は早々できるもんじゃない。学生時代って貴重な時間だったん
だなあと社会人になってから思ったことがあったけど、最近また特にそう思う。時間が欲しい〜。
とりあえず今は広島のひろしま美術館へ行って、ひろしま美術館から東京へお出かけして来てい
る絵を見にブリジストン美術館へ行かなくては。



2005.02.25
『 精が出るねえ。その体操、ずいぶん気にいってるねえ〜。』

もちろんさ〜。 手が45度より上に挙がらなくなったら、もしもの時どうやってお嬢ちゃん達を
持って脱出するんだ。愚か者め。

最近、五十肩防止体操を入浴後に毎日3分やっているのだ。よく聞く四十肩って言ってるのが実は
五十肩で、大抵は四十代の時になるそうで、それで四十肩とも言うそうだ。というのはどうでも、
どういう肩なのかってことなんだが、なんと!手が45度より上に上がらなくなると言うではないか。
恥ずかしながら、そんなに凄い物だとは思っていなかったのだ。40代で手が上げられなくなっては
大変と慌てて体操を始めたのだ。体操と言っても手先を肩に当てて腕を前後に回すだけというスゴ
く簡単な物で、3分続ければ良い。私はお嬢ちゃんたちを見ながら180回、腕を回している。簡単だ
けど効くと思う。


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