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 1.雪結晶の分類  まずは能書きから
  雪結晶というと誰もが「雪印」のようなきれいな六角形の結晶を思いおこすと思います。でも、自然の中では六角形の雪は、たくさんの形状の結晶のなかのほんのひとつでしかありません。
 科学は何でもそうですが、まずは分類し体系化する事から始まります。世界ではこれまでにいろいろな雪結晶の分類がされてきました。そのなかでは中谷宇吉郎の一般分類(下図)が有名ですが、2012年に南極など極地の雪結晶を含めた121種を網羅した「グローバル分類」(菊地、亀田他)が発表されています。                                           

雪結晶の一般分類(中谷 1954)

  
 
参考資料
→ グローバル分類表(PDF 菊地他、高橋修平氏加筆
→ 日本雪氷学会誌「雪氷」 74巻3号 グローバル分類の解説記事(PDF)
→ Atmosheric Reserch 掲載論文 2013の入手(英文・有料)
→ 新しい雪結晶分類を作る会について 工事中
   
 とはいえ、、、、、難しいことはここでは抜きにして先に進みますね。

2.Akinokoの 自然の雪結晶
大学3年の時、Akinokoは卒業研究で雪結晶の研究をする事になりました。とはいえ、クラブとスキーに狂っていた(担当教授にとっては)とてつもなく不真面目な学生で、まともに研究なんてできるわけがありません。だって、春〜秋はクラブの練習と試合、冬はスキーで学校になんかほとんどいないんですから。

で、最近、思い立って雪結晶の写真を撮ろうと考え、準備とテストを進めています。いわば、昔の行動の懺悔ですかね。「汝、悔い改めよ」と。
さてどうなることやら、、、、、。 だから、当然未完成です。


天然の雪結晶へ
3.Murai式人工雪装置と人工雪結晶
今から80年以上前の1936年に北海道帝国大学の中谷宇吉郎が世界ではじめて人工的に雪の結晶を造る事に成功した物語は有名です。

そのあと多くの研究者によってイロイロ研究が進んだのですが、それはさておき、実は大学卒業後全然雪と関係なかったAkinokoは、2004年に雪結晶を自分で造りたくなって、金ノコやら、ドリルやら、カッターやら、ボンドやらを使って四苦八苦の末、なんとか自前で雪結晶装置を作ることに成功しました。

でもって、勝手にMurai式人工雪結晶装置と名付けました。最初にできた雪結晶を見たときにはホントに飛び上がって喜びましたね。

 

人工の雪結晶ページへ
4.雪結晶のネガ:チンダル像をつくる
雪の結晶は水の分子が集まって結晶化してできます。そのときに六角形を基本単位として固定されるわけですが、逆に一度できた氷は溶けるときも「六角形に溶けて行く」ことになります。

このときにできる花のような形を「チンダル像」と呼ぶのですが、これが結構おもしろくて、一時自由に作れないかと遊んでみたことがあります。

チンダル像のページへ
5.雪と降雪の現象 
雪が降ると「楽しい!」って思っていたのはいつ頃までなんでしょうか?
最近は駐車場の雪かきや寒さのことしか浮かばないですよね。

このキモチ、なんとかならんのかって感じです。


雪の現象のページへ
斑点ぬれ雪の観測記録へ
6.雪結晶グッズコレクション
だいたい、人間というのはタチが悪いもので、気に入った物はまず、「@自分の物にしたがる」 → 「A見さかいなく集める」 →「B集めたものを人に見せたがる」という各段階をふんだ行動に走りがちです。

@とAは家族にだけ迷惑がかかるのですが、Bは赤の他人にまで巻き込んで余計な時間を取らせることになるのでホントは勘弁して欲しいのですが、そういうAkinokoもタチが悪い人間なので、ここにひっそりと陳列しておきます。
興味のない人は入らない方がいいと思いますよ。 

グッズコレクションへ

雪結晶の切手コレクションへ
7.雪結晶の本
雪の結晶は誰でも知っていて人気もありますが、関係する本は意外に多くありません。

雪結晶を勉強するときに参考になる本と、Akinokoのコレクションをいくつか紹介。


雪結晶の本のページへ
8.おまけ 私的中谷宇吉郎博物館 
雪結晶を知ろうとすると、必ず中谷宇吉郎の名前に出会います。
それほど雪結晶研究に影響を与えた中谷宇吉郎。

研究者としてだけではなく、随筆・教育・芸術・人との交流、、、、彼を知れば知るほど、その人となりに惹かれていくのです。 
 
 
 
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