段ボールとドライアイスで日本海の「筋状の雲」を再現 |
マニアックな遊びに。段ボールとドライアイスとお湯を使い、冷たい空気と暖かい水面が接する状態を作って「冬季の日本海の筋状の雲」のようすを再現します。
工作と実験、両方の楽しみを味わえる上級者向き。 |
準備:
段ボール箱(2個)
お湯を入れる大きめのバット(できれば色の黒い物)
ドライアイス
お湯
洗面器
工作道具(カッター、ガムテープ) |
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できた筋状の雲 |
実験手順:
@ 段ボールを切り、斜面部分を作る(長さ50cmほど)。
A もうひとつの段ボールの箱のふた部分を切り取り、下部分に冷気の流れ出るスリットの穴を作る。
B @とAをつなぎ合わせ、斜面を作る。
C 斜面の終点にバットを起き、お湯を入れる。
D 箱の中に洗面器を入れて、ドライアイスとお湯を混ぜ合わせて、霧を発生させて斜面を流す。
斜面の傾きで大陸から流れ出る季節風の強さをいろいろと変えたり、お湯の温度を変えると筋のでき方をシミュレーションすることができます。 |
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上:できあがった実験装置
右:奥の段ボールの中にドライアイスとお湯を入れると、下のスリットから煙が流れでて、筋状になる。
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もっと詳しい実験方法、ここに上げたもの以外の実験観察も、Akinokoの本「空の図鑑」で解説してあります。 |
雲のキホンと楽しみ方が知りたい時は

空の図鑑(学研)
1800円+税 |