必要なカメラは?機材は? |
一眼レフ、ミラーレスは
レンズ交換ができるので応用が利く。
コンパクトは機動性抜群。 |
左はAkinokoが普段使っているカメラ。
コンパクトカメラ:鞄の中に常に入れています。
ミラーレス:自転車や登山、飛行機等の時に出動。
一眼レフ:車の中に交換レンズと共においてあり、いつでも一緒に行動。
つまり、目的と生活様式で使いやすいものを選べば何でもOK!もちろんスマホも武器になります。
でも、、、でも機材選びのポイントはあります。 |
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実は雲は私たちが思っているよりも大きいのです。右の図はレンズの焦点距離と画角(写る範囲。数字は35mmフルサイズ相当)。
24mmは「広角レンズ」に分類されるレンズですが、それでも空の一部しか切り取れない事がわかります。
下は22°ハロを24mmと14mmのレンズで撮影したもの。24mmではハロの丸い姿全体がやっと画面に収まりますが、14mmでは周りの雲や景色と共に楽勝に収まります。(両方とも太陽を街灯の傘で隠して撮影してあります)
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24mmレンズ |
14mmレンズ |
そこで、機材選びの第1のポイントは「なるべく画角の広い広角レンズを使う」ということに。 |
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撮影のコツはあるの? |
いい写真を撮るためにAkinokoが考えている大きなコツは4つ。
@露出を0.3〜0.7段階+(プラス)にすること。雲は明るいので、オートのままではカメラが露出を抑えて雲が灰色に、全体的に薄暗く汚い写真になってしまいます。
A地上の景色を少し入れること。雲と空だけでは、雲の大きさがわからず、スケール感の乏しい写真になりがち。地上の建物や、木々の枝を少し入れるだけでも違います。また青と白だけの写真に色と形のアクセントを入れる意味でも有効です。 |
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建物と比べると雲がいかに大きいかがわかる |
色、構図のアクセントとして |
地表を入れるときには画面に対して平行に、傾かないように入れるのが大切です。 |
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B太陽の位置に注意すること。
太陽と雲の位置に注意しましょう。自分を中心にして、太陽と逆の位置に雲があるとき(順光)と、太陽の方角に雲があるとき(逆光)では、雲の表情が全く違います。雲を逆光で撮るのはとても難しく、雲はシルエットになり、空は暗い青の見栄えのしない写真になりがち。雲を撮るときには、雲だけではなく、常に太陽の位置を考えに入れます。下は同じ日、ほぼ同時刻に撮影した積雲ですが、全く様子が違うのがわかると思います。 |
順光での積雲 |
逆光での積雲 |
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C太陽が写野の中に入るときの処理
雲の撮影ではどうしても太陽が写野に入ることが多くなります。太陽が写野に入るとフレアやゴーストでコントラストのない写真になったり、見苦しい光の斑点が写ります。
できれば太陽は写野に入れたくないですが、太陽の近くの現象ではそうもいかないので、街灯の傘や木の枝で太陽を遮るのもテクニックです。
順光で撮るのが最も安定しますが、雲のかたちや位置がそんなに都合がよいときばかりとは限らないですからね。 |
Akinokoはいつも100円ショップの材料で作った、自作の太陽遮蔽器具を持ち歩いています。 |
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太陽近くの雲や現象を撮るときの方法の例 |
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太陽の近くの巻積雲は街灯の傘で太陽を覆う。 |
光環は電柱の頭で太陽を遮る。 |
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雲と記念写真を撮ってみよう! |
Akinokoにとっての最上の雲との遊び方です。
美しい雲と一緒に写真を撮ってみましょう。
必要なのは小さな三脚のみ。
低い位置から見上げるようなアングルで、セルフタイマーを使って撮るだけ。
注意はひとつ
雲は明るいので逆光状態になり、顔が暗く写ります。太陽を正面から受けるようにして撮ればOK。
フラッシュを使うのも「あり」です。
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お気に入りManfrotto ミニ三脚 MTPIXI
すぐに折りたため、ポケットに入る大きさ。
自転車で出かける時にはいつもザックの中に。 |
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その他、自動車のウィンドウを使ったり、魚眼を使ったテクニックもあります。 |
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スマホで撮ることってできる? |
スマホの一番の利点は「いつでも、どこでも」身につけていて、オマケにさっと出せてさっと撮れること。不意に大気光象に出会った時や、お出かけや買い物の途中でもOK。画角が狭いのがちょっと難点ですが、操作もデジカメよりずっとスマートです。おすすめはパノラマ機能。AkinokoはいつもiPhoneを手にぐるぐる回っています。 |
台風一過の空
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仕事を終えて外に出ると見事な夕暮れが広がっていた。
不意に出会った空もスマホなら逃がさない。 |
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登山の途中の巻積雲、巻雲 |
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スマホのパノラマ機能は強力な武器 |
もっとスマホで撮影した写真を見たい人は、「スマホ写真館」のページへ。 |
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オマケ
ナナセ撮影
テーマは「花より団子」だそうな。
(写真は全てiPhone) |
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