Universeが来たけれど、いろいろあるみたいですねぇ・・・。取急ぎ情報を少々。
■OS 9
Universeになって、OS 9.x が条件になりましたね。
■UA (Universe Animator) とOpenGL
ATIのRadeonクラスでは、そこそこ快適と聞きますね。が、やっぱり2.9.2に比べると、描画がもたつきますねぇ。とくに数十万ポリゴンになってくるとキツイものがありますが、以下の設定で改善できる場合もあるようです(EI
Listなどで知った情報です)。
・ルーラー、グリッドを非表示にする。
・[Edit] メニュー → [Preferences] の [Drawing] タブで [Engine] を Hardwareにする。
・Preferencesで設定しても全ウィンドウで [Engine] が [Hardware] にならない場合があります。この場合、いったん、Preferencesで
[Hardware] になっていることを確認し、[Mode] を変更してOKしてみてください。これで全ウィンドウで [Hardware]
が選択されているはずです。あとは [Mode] を元に戻せばいいわけです。
・同 [Drawing] タブ、[Enable Backstore] にチェックを。
・同 [Drawing] タブ、[Use Camera Light Only] にチェックを。
・デフォメーションを使用している場合、デフォメーションの設定ウィンドウで [Compute Normal for Display]
のチェックをはずす。
・それでもキツイ場合には、[Engine] を [Software] にしたほうがいいかもしれません。ルーラー、グリッドをオフにするのもお忘れなく。
・32,000色表示で改善される場合もあるようです。
ビデオカードについてですが、EI ListではRage 128 ProよりRadeonのほうが快適と聞きますが、おそらく、これはAGP版での話だと思います。マック系サイトなどで見ると、OpneGL使用の3Dゲームなどのアクセラレーションにおいて、PCI版ではRage
128でもRadeonでも、ほとんど変わらないらしいので(それともUAの画面のリドローに関しては、たとえPCI版でもRadeonが強いんだろうか?)。期待のGeForce3ですが、マック系サイトで見たところ、やはり、ドライバーがイマイチのようですね。Radeonと比べて速いのは確かなようですが、現在のドライバーでは思ったほどでもないようです。マック用ということを考えると、個人的にはATIのほうが信用できるような気が・・・(ちなみにウチの533
DualはBTOでRadeonにしました)。
■レイトレース
うぅぅ〜むむむ・・・積極的に習得しようという気にはなれませんねぇ・・・なんせ遅いのキライなんで・・・ソフトシャドウや屈折効果とか待ってられません。試しレンダリングの段階ではアンチエイリアスをオフにすべしというのがポールさんのアドバイスのようですが・・・それでも待てねぇッス。画質はとてもキレイなんですけど。
■RAMをフルに使ってレンダリングするには
レンダリング時、UAが終了しても使用していた分のRAMがCameraに割り当てられないようです。レンダリングが始まったら、いったん終了してからCameraを起動すると、フルにRAM割り当てを使ってレンダリングできるようです。ちなみにCamera
Extenderの [Disable Background Events] が効かなくなりました。困るなぁ・・・。
■2.9.2は捨てられない!
現バージョンではモデルのimport機能に不具合があるので、この機能だけでも2.9.2は必要ですね(アップデートで修正されるらしいです)。まぁ、全面的にUniverseに移行するひともいないと思われますが・・・。ハッ、新規で購入したユーザーはどうなるんだ?
■カメラウィンドウとコントロール・キー
QTプレビューの設定やカメラの選択などのモディファイア・キーがoptionキーからcontrolキーに変更されましたね。Win版に合わせてだかなんだか知りませんが、不愉快ですなぁ。
■UM
UM (Universe Modeler) はよくなりましたねぇ。安定してきたようだし、サーフェスツールが充実。ラウンディングはエラーが減った気がします。地味ですが、Local
TransformツールやLattice Deformationツール(たまにコケるけど)、いいですねぇ。
■UMの便利なショートカット・キー
・[option] + [E]/[F]/[B] でピック・フィルターをエッジ、フェイス、ボディに切り替えられるようになったのは大歓迎なんですが、ウチだけでしょうか、なぜか
[E] だけ2回押さないとダメみたいです。
・[C] キーを押しながら Move/Rotate/Scaleツールを使うと衝突判定が可能(UberNURBSに対しては、Convert
To ACIS fullyオプションで、ACISボディにしないと効かないようです)。F3キーでオン/オフすることもできます(Statusウィンドウに注目)。
・UberNURBS編集中、オブジェクトの裏側のケージが表示されなくなりました。[V] キーを押しながらウィンドウ内をクリックしてみてください。裏側のみが表示されるようになります。もう1度、[V]+クリックで元に戻ります(編集モードを抜ける前に表側に直すのをお忘れなく!)。ただし、タブキーでオブジェクトを非表示にしていると効かないようです。
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