DirtLayerでおなじみの David Argemi
氏と Bego Pallares 氏による製品版のシェーダー・セットです。ウリはなんといってもリアクティブ機能。全5種類のシェーダー、どれもがリアクティブ・シェーダーになっています。つまり、下地のカラー情報(ポリゴン・カラーやマッピング)でシェーダーの適用範囲や強弱をコントロールできるわけです。リアクティブのベースとして使える、カラー情報は全部で10種類!
Red、Green、Blue、これらに反比例するNo Red、No Green、No Blue、彩度に比例/反比例するSaturated
Area/Desaturated Area、明度に比例/反比例するHigh Brightness Area/Low Brightness
Areaとなっています。リアクティブをオフにするNoneもあります。
DirtLayerとFractalFoam以外の3つは、バンプのみのシェーダーです。下地のカラー情報でパンプの各パラメータをリアクティブにコントロールできます(もちろん、リアクティブをオフにすれば、オブジェクト全体に一様に効果を与えることも可能です)。
バンプのみのシェーダーなので、標準的なシェーダーと違い、Low Color、High Colorなどのカラー設定がありません。適用してもリアクティブのベースにするカラー情報がそのまま残るわけです。リアクティブ・ベースを共有しながら、同種のバンプ・シェーダーをいくつでも重ねることができるわけです。また、カラー処理がない分、シェーダーの計算が高速な気がします。
フリーのバージョンから進化し、リアクティブ・モードを得たDirtLayerは、Dirt Modeが18種から25種へと増え、X、Y、Zのスケールの設定もできるようになりました。
Fractal Foamは、単体で、Clip、Diffuse、Specular、Transparency、Luminance、Reflectivity、Glowの各チャネルにシェーダーのパターンを適用することが可能です。パターンを適用するモードはチャネルごとにNone、Value、Inverse
Value、Color、Color&Value、Color&Inverse Valueの中から選ぶことができます。もちろん、Bump効果もあります。
通常価格 $95のところ、5/1までは$75のキャンペーン価格で購入できます!!
シンプルで使いやすいリアクティブ・シェーダーのセットが、この値段です。
う〜ん、リーズナブル!
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