JANURARY 8のDIARY 『みんなの期待』

 
  来月のヴァレンタイン・デーに赤坂のお店でやるキッチン・ライブの中身をあれこれ考えている。近々お店と打ち合わせをするが、その前に自分なりの組み立てとコンセプト作りをしっかりとしておかなければと思いその作業中だ(多分、オードブル、メイン・ディッシュも含め4品ディッシュを私が作り、後のメニューは通常メニューでお店のシェフが作り随時お客さんに注文してもらうようなスタイルになると思う)。
 それにしても、今回私がシェフもやり、演奏もするというとんでもない試みに期待をしてくれている人の数の何と多いことか!自分でもちょっと驚いている。今から一日千秋の思いでその日が来るのを待ち遠しく思っていますと言ってメールや電話をくれる人が一人や二人ではない。もうかれこれ十人以上の方からそういう声をもらっている(うわ、ヤバイ、まだ正式に告知もDMも出していないうちからこんなんじゃすぐに定員を越えてしまう)。中には、エッこの人が?というレコード会社の人も数人いたりして。これは、かなり大変なことになってきたナという思いが日が近づくにつれてしている。
 これまで、私の友人たちには何度も何度も私の料理はふるまってきたが、もちろん料理のプロではないので、レストランやその類いで調理したことはこれまで一度もない(学生時代に、調理場の見習いをバイトでやったことはあるが)。今回は、演奏のリハーサルよりも、料理のリハーサルの方が大変!と自分で思って、ふだんあまりレシピを書き留めることなどしていない私が、これまでの私のレパートリーや新しいソースや料理を思いつくたびに、材料の分量を書いておく。これまであまりにも目分量で料理をしてきた弊害がこんなところで露呈してしまうとは(レシピが一定ではなく毎回毎回の舌で味を判断しているので、まったく同じ味にはならないところが問題と言えば問題なのだが)。
 何しろ、本格的なプロの調理場で料理したことなどまったくない。多分、一番問題なのは、分量だと思っている。ふだん、せいぜい4、5人分しか作らない料理を30人分ぐらい一時に作らなければならない。「5人分の単純に6回分でいいのかナ?(まあ、ふつうはそうだろうナ)まあ、何事も経験だ。やってみなきゃわからない。ええい、ままよ!」っていう生き方をずっとこれまでしてきた私はそれでいいだろうけど、それを食べさせられるお客さんにしてみれば、高い金払ってマズイもの食べさせられた日には目も当てられない。でも、絶対にそんなことはないと思う(この変な自信過剰なところが私の長所でもあり、短所でもあるのだが)。これまで絶対にうまくイクと信じてやったことでダメだったことはない(まあ、多少はあったかもしれないが)。それに、この料理ライブ、今回だけの一回限りのイベントではなく、3月にもあるし、その後もずっと恒常的に続いていくかもしれない。どれだけみんなの期待に答えられるか、今年の自分を占う意味でもかなり張り切って準備している。

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