AUGUST 22のDIARY『囲碁番組を見る』
たまにCS放送とかで囲碁の番組を見る。といっても私は、囲碁の知識はまったくゼロ。何がどうなると勝てるのか負けるのかすらもわからない。それどころか、動かし方すらまったくわかっていない。つまり、まったく何もわかっていないのにたまに囲碁の番組を見たりする。不思議なヤツだと思うかもしれないけど、けっこうこれが面白くて最初から最後までずっと見ている。何が面白いかというと、解説の人(つまりプロの有段者)とアシスタントの女性(これもけっこう有段者だったりする)が戦局を解説するのが面白くて見いってしまう。囲碁自体の動きはそれほど目まぐるしく黒も白も石が動くわけではないので、解説にかける時間はたっぷりある。だから、この二人の解説は、四つか五つ前の手の解説をしたり、次ぎにこう動くとこうなってああなって、と解説してくれる。私は、その解説を聞いても見ても何のことかサッパリわからないのだけど、なぜかわけもわからず凄いなと思ってしまう。
プロの人は、こんなに何手も先を読んだり、前の手もすべて覚えているんだという所で感心してしまうからだ。だからといって、自分で囲碁や将棋を覚えようという気はサラサラない。こんな楽しみ方をしている人間って、私以外にも意外といるかもしれない(ちょっと変態チックな楽しみ方かもしれないが)。 |