DECEMBER 7のDIARY『国際結婚』

 

  久しぶりに広尾の駅に降りた。アメリカ人の友人と一緒に夕食を食べるために来たのだが、いつ来てもこの駅は外人の多い駅だ。大使館が多いことやこのあたりに住んでいる外人が多いせいなのだろう。そのせいか、外人がよく利用するスーパーマーケットも多い。明治屋やナショナルというスーパーマーケットがそれだ。どちらも輸入食品や雑貨がたくさんあるので面白いのだが、値段が高くてふだんの買い物に利用するわけにはいかない。ごくたまに、近所のスーパーで買えないようなものを調達する時に利用する。そのナショナルの前で友人と会い、近くのちょっとシャレた飲茶系のレストランで食事をする。その後、彼の奥さん(日本人)の妹がやっているというバーまで一緒した。
 ふだんはそんな事はないのだよと彼は言い訳するが、今の日本では、バーやスナックに入ればカラオケで歌う人いるのは当然の風景になっている。彼は、カラオケが苦手らしい。私もそうだ。二人で、すぐ出ようと言いながら、もうちょっといないとカッコがつかないと、彼の親戚になるオーナーに気をつかうあたり、彼はかなり日本的だ。私の知り合いにも国際結婚のカップルが何人もいるが、わりとパターンがあるなといつも思っている。アメリカや外国で結婚している日本人の女性は、ちょっと日本人ばなれしている人が多い。つまり、相手の外国人の感性に少し近い人だ。逆に、日本人の男性と結婚している外国人女性は、かなり日本人の感性に近い人が多い。かなり控えめな女性なのだ。日本人男性は得てして女性を従えるタイプの人が多いので、それに順応できるタイプの女性ということだ。もちろん、現代の若い日本人女性が順応型の女性だとは誰も思わないだろうが、こと国際結婚ではわりと伝統的な感性でマッチングが決まっていくのが面白い。
 ジョン・レノンと結婚したオノ・ヨーコはけっして日本的な女性ではなく、若い時からニューヨークに留学していた前衛アーチストだったわけで、どちらかというと積極的な自我の強いタイプの女性だろうと思う。逆に、日本人男性の奥さんになっている女性は、今どき日本人女性でもこれほどおしとやかな人はいないだろうと思えるぐらい控えめな人が多いのは、お互いのニーズがあっているためだろう。そう言えば、日本にやってくる外国のミュージシャンが日本に来ていつも言うのは、日本人の女性はみんなカワイイということばだ。本当にそう見えているのだろうか?

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