23年間生活を共にしてきたシューシュー(1980.3.23〜2003.4.20)のアルバムを整理してみました。ちょうどアメリカにいた子猫の頃から2才ぐらいまでの写真はとてもたくさんあって、その一部を出してみました。ただ、同時に、日本に帰ってきてからのシューシューの写真があまりにも少ないことに気づき、ちょっと驚きました。おそらく、日本に帰ったばかりの頃は、仕事や生活のことなど自分自身が生きることに精一杯で、写真を撮ったりする余裕がなかったのだと思います。それが証拠に、生活が落ち着いてきたここ数年の写真は、アメリカ時代に負けず劣らずたくさんあります。
 ネコは本来十年も生きれば十分と言われているのに、シューシューが23年も生きてこれた原因は何だったのかなと思います。自分をネコだとは思っていないシューシューが、自分の主人である私の生活の落ち着きぶりを観察しながら生きてきたせいなのかなとも思いました。ここ数年やっと生活が落ち着いたとは言っても、それは仕事のことだけで、私生活は相変わらず落ち着かない私をシューシューはハラハラしながら見ていたのかもしれません。
 「でも、もういい加減限界。もう私の役目は終わったんだから、ゆっくり『猫の国』で休ませて!」と言ってお別れしたのかもしれません。死の数時間前に写した最後の写真は、とても痛々しい感じもしますが、子猫の時からここまで頑張ったんだ!という彼女のことばが聞こえてくるような写真でもあります。私の人生にたくさんの「喜び」を与えてくれたシューシューの23年間の生きざまにホントに感謝したいと思います。

まだ家に来たばかりの2〜3か月の頃(1980年の7月頃です)  
   
   
   
もうそろそろ半年ぐらいにはなっているかナ?  
   
初めてのクリスマス(アメリカ、ミシガンで)  
住んでいたアパートの前でのスナップ  
   
ここは、もう別の場所に引っ越してるので、1才は過ぎてます  
1才と半年ぐらいでしょうか?  
   
   
   
   


ここから下の写真は日本に帰ってきてからです。二十歳少し前ぐらいのものから、亡くなる寸前(数時間前)までの写真です。

 
   
   
 
 

 


 


 

   
 

下の4つの写真は、今年の3月3日に撮ったもの。まだ元気で歩いていました....。



   

 



シューシューが息をひきとる2003年4月20日(イースター・サンデー)の前日の写真。息をひきとったのが、20日の午前11時ですから、この写真は、そのちょうど十時間前の写真ということになります。これからも何度も何度も立ち上がってはヨタヨタと歩き、ミルクを飲みにいったりしていました。