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八万自然農田んぼの話
新しいフィールドに出会うことが出来た!それも近所!!お世話してくれたのは岩野さん一緒にやって下さるメンバーの皆さんも先だって決まりました二月には初顔合わせで作業ができたら良いなと思っております…新しい八万自然農田んぼの話、またお楽しみに

2008/1/19:初作業

新年最初の作業は草刈と収穫。収穫できるとは思ってなかったニンジンが元気に育っていてくれて嬉しかった。ブロッコリーは期待通りでこれも嬉しい!他にネギと菜っ葉を少しとった。
空豆、エンドウがきれいな緑色で年越ししている。当たり前だけどこれも嬉しい。
草刈機が発動してくれて一安心…
20日は雨となり草刈はできなかった

2008/02/01: 溝の切り直し

八万の田んぼは水の抜けが悪い。だいたい水口が無い!なので水が落とせない。ぐるりは住宅が迫っており空も狭い。市街地の住宅開発虫食い状態とり残され水田、とでも言えるかな。

これまで山間地ザル田等、水が溜まらないという苦労ばかりしてきたので湿地系はなんとなしに「まだマシ」という安心感があるが、雨期に畔が水没すると引き継ぎで言われたら、あらら、ではまあちょっと土を上げとこうかということで作業した。メンバーはクレイシさん清水さんと私。もうお一人参加の予定だったが土曜が雨らしいというので一日早めたため欠席。申し訳なかったがまた顔合わせの機会はあるだろう。

土は粘っこく足元はどろどろ。スコップが重かった。全ての溝を切り直すと生命が危険なので西の端だけにした。約一時間半の作業で適度。

作業が終わってクレイシさんが配って下さったあめ玉が嬉しかった。

2008/02/10.11: 田んぼ草刈

苗床の準備をするかどうか迷っているうちに日がすぎた。国府の田んぼはまだ苗床の準備しなくて良いほどには肥えていない感じだし、芝草も刈っておきたいし、ということで寒さにめげつつ出動。草刈機がちゃんとエンジンかかるかなと危惧しつつもどうにか動いてくれて少しずつだけど芝草を刈っていった。

途中で少しばかりのリーフレタスを移植。そこの部分は鎌で芝草を取っていったのだけど、もう時間ばかりがかかってしまって、なに遊んでるん!というふうだった。楽しくはあったから、・・・まあたまには良いでしょうということにした。

ここでキリをつけたいので陽が傾く頃からは集中して草刈り。ヌカも入手してきた。これで次回は苗床の準備がストレートでできるだろう。思ったほどレンゲが出てきていなくて、この春は少々寂しい風景になるかもしれない。草を刈った後、すぐに赤モズが飛んできて何か探しているようすなのが面白かった。

ゆっくりと春の兆し。さてどんな米作りとなりますか。。。

2008/03/03:苗床準備
苗床の準備がやっとできた。芝草の除去に時間がかかったが試行錯誤も悪くないと思えたのが不思議。この時期にまで遅れ込んだ作業で本来ではないし、余裕はないはずなのだけど。もう気持ちだけ焦っても仕方ないので。ヌカの発酵がどうぞモミマキに間に合いますように…。

土、月曜は午後から国府のモミマキにでかけた。迷ったが品種は中稲のヒノヒカリにした。周囲が早めに田んぼを終えるので、晩成のアサヒでは遅いかなということで。冬に定植したレタスがやっと食べごろに。ブロッコリーはあっという間に花盛りで惜しいことをした。やはりマメに足を運ぶことが大事だと反省。
2008/04/12.13.14
日曜に八万田んぼのモミマキの予定にした。参加者の顔合わせの後、溝掘りの作業。新しくできた用水に水口が出来たのでそこまで田んぼの水を誘導する溝を掘った。あいにくの雨模様となりモミマキの作業は後日各人で、ということにして散会。

用水は生活排水も流れるので逆流してきたらと思うと心配だけど、通常の水位なら20センチほどの落差があるので田んぼに水が溜まりっ放しというのよりは好条件かもしれない。時々用水の水位をチェックして、簡単に水位が上がるようなら水を抜いた後、堰をキッチリしとかないといけないかもしれない。

2008/04/23

晴間を狙ってモミマキの作業。八万の田んぼで初めての米作りに取り組むヨーコちゃんは多忙な方。それで朝7時からの早朝作業ということにした。初めてだから苗床の準備はもちろんしていなくて、春の田んぼに初苗床を作った。湿田なので覆土が問題。土がほぐれなくて大変だった。お手伝い下さったシミズさんのおかげで何とか仕上がった。共同の作業は話も弾んで楽しいひと時。有難いです。
自分も小さな苗床を作って赤米のモミを播いた。これで一応モミマキは完了。発芽を待つばかりとなった。

覆土用土…苦心の作
背筋、しゃっきりしてますね…

2008/05/19
八万の田んぼ、発芽順調なことを確認。国府の方はまだ出揃っていない様子。
発芽には水分がとても影響することが二通りの田んぼを比べてよく分かる。雨が降れば国府の方ももう少し伸びてくるだろう。レタス、空豆収穫。もう畑がないのでこれが野菜の収穫の最後となるだろうな。少々寂しい春となった。

2008/06/05-11
早い梅雨入りで水分は十分。けれど苗が育たない。田植えにはまだ背丈が足りないので待つしかない。国府の苗が姿が見えない。どうもスズメに食べられたとしか考えられず。でもどうして?ネットが下ってしまって用をなさなかったか。油断したかなぁ。なかなか始められないけれど、これも経験。ぐっと我慢&辛抱。あせっても仕方ないもん。一方で畑が見つかりそうだ。クレイシさんのツテ。下見に行って上手く運べばこの夏野菜から育てられるかもしれない。…いろんなことがあものだ。そんなこと、思いも寄らなかった。つくづく、、、明日のことは分からない。精一杯やるだけだ。それが自分にとっての自然農だな。今の段階はそういうことなのだろうな。右往左往もひとつのプロセス。さて、どうなりますことか…。
2008/06/13
新しい畑の溝切りを早朝より敢行。あまるは大幅に寝坊してしまう。中央に一本みんなでしっかりした溝を掘って、後は分担した自分のコーナをそれぞれに作業。一昨日仕入れた購入苗を植える場所が出来たことが不思議なほどのあっという間の展開だった。やっぱり畑があるっていいなあ!自分の分担は約10m四方で丁度良い広さだ。しっかりやろう。
2008/06/14
2008/06/16-19
田んぼ草刈り、そして田植え。実は田んぼではエライことが起きており。。。ヤスデの仲間、ヤケヤスデが大量発生し近隣の壁を早朝から這い登る、ということが数日前からあって、草を刈ったところでそれはおさまる気配もなく苦情は絶えず。水を入れたらまだマシ、という意見で機械植え用の余った苗を近所の方が運んでこられ、「植えるように」との指令が出た。従った。そうするしかない。毎朝1時間に以上かけて虫を排除しているという。不快きわまりないのはよく分かる。自分の苗もほとんど育ってないし、言い訳の余地はない。期せずして急な田植えとなった。そしてまた苗が温室育ちのコシヒカリとは。。。無事活着を祈るのみ。。田植え後、虫の発生はだいぶおさまってはきたが雨が降ったらまたどうなることか…。
新しい畑に苗を植えといてから田んぼへ。このように道筋が同じラインにあるととても効率的。いままでは正三角形で家と畑と田んぼが結ばれていたけど、いきなり直線になった訳だ。有難い。何を播種するかとーても楽しみ。田んぼの草刈りに、新しい刈り払い機を導入。山田さんに手ごろなのが置いてあるという量販店に連れて行ってもらって
KAWASAKIエンジンのを購入した。刈るぞ〜〜!
6/11 赤米
6/11 黒米
13日に作った畑の溝:上八万
17日の田んぼ:国府
播き直した苗床の様子
田植えを始めて水が入ったので完全に水没していたけれど次第に成長

7月には植えられるほどになるかもしれない

2008/06/21
ヤケヤスデの侵入を防ぐのに竹搾液が有効という観察結果が。大量仕入れに玉の木谷へ...。
ついでで田植えが済んだという田んぼを見学。棚田の漏水対策はなかなか大変そうだけど健闘していてとてもきれいな印象だった。国府の田んぼに竹搾液を持って行って隣家の方に使ってもらうように頼む。驚いたことにまたまた新たな大きな苗が田んぼに置いてあった。早速山田さんに連絡して、残りの場所に植えて貰うことをお願いする。22日からは八万の田植えが始まる。
資材置き場に残っていた定規…使わせて頂いてます(6/24)
信じ難いけど昨秋の刈った後の株から新芽が…稲は多年性草本の素質もある、のかな、、(6/26)
6/22-7/3

もうひたすら植える、植える、、、黒米が終わり、6/22に西田住職経由でいただいていてずっと植えられなかった沖津もち米、井上赤米赤米についこないだやっとこ辿り着き、ほっとして自分の赤米が終わったのは7/2。

すわっちさんから送ってもらった鳴門金時の苗を7/1に少しだけ植えて、雨が降りそうというので3日にもまた植えたのだけどいっこうに雨の様子がない。ひょっとして梅雨明け???これじゃあ苗が持たないかもしれない。

国府の田んぼから八万に刈り払い機を運んでもらったのでこれで一気に草を刈って西田住職経由のアケボノを植えたら一段落だ。七夕、、目前やな。

6/30
黒米
7/1
鳴門金時、里娘
7/9(水)
朝8時半に畑に集合して地主さんに挨拶に行く。歩いて5分ほど。草を生やして耕さないというやり方に理解を示して下さって本当に有難い。一区画、ご自分でもやってみられるそうだ。ただ周囲はそんなのでは出来る訳がないとおっしゃる方が多いそう。無理もない。堅実確実でなければ許されないのが現状の農業。農薬はもちろん、肥料も投入せず、まして耕さないとなれば、それは農作業の範疇ではなくなるのかもしれない。芋の苗を植えている時に声をかけてこられた隣りの果樹園の方は「水やらんの?」と心配そうだった。今はビニルマルチが普通になってしまっているから、ただ植えただけ、なんて「出来る訳ない」のだろうな。
芋の蔓の強さを信頼して、雨が降るのを期待して数日、、、今日の畑ではしっかり芽を太陽の方に向けている苗にひと安心した。
大葉がきれいに成長している。食卓で重宝するので嬉しい。先週、クレイシさんから八頭と里芋の苗を頂き、やっつけで植えといた分もどうやら大丈夫な様子だ。

今日はくみこちゃんが持ってきてくれていた、ニラと、キュウリ、キャベツを定植。以前に播いていたキュウリが数本発芽していたのを発見したのでそれも定植。

夕立があると良いのだけど。

7/23(水)
久しぶりに田んぼに出て草取り。ずいぶんしっかり成長してきた苗に嬉しくなって思わず笑ってしまう。草の成長も著しく、ヒエは一度抜いたのがまた再生しているし。それでもやはり田んぼは気持ち良い。全身ぐっしょり汗になるのもまた爽快だ。

6月にまき直して水の中で育った稲苗がなかなかの出来で、そのままにするのは惜しい気がして少しだけ国府から八万に移動して植えたのが先週。もうぎりぎりの田植えだったが元気に活着している。

国府の田んぼでヤケヤスデが大量発生たのが梅雨が明けてもおさまらず、仕方なくサツマイモを植えるのを止めてトラクターをかけたもらったのが10日頃。その後、ダイアジノンという粒剤の薬をまいた。耕してしまったことは仕方がないとしても3キロの農薬を使わざるを得なかったのはとても残念。この夏は休ませてはいるけれど、これからどうしよう、、また来年、ヤケヤスデが発生したら同じことを繰り返すのだろうか。田んぼには何の問題もないヤケヤスデだけど、早朝に人家の壁を総勢で這い上るというややこしい生態が、農地と住宅地が近接している環境で相容れることを難しくしている。枯れた草の中に生息して枯れ草を土に変えてくれるヤケヤスデ。どうかそのまま、、田畑にじっとしていてくれないものだろうか。土中の水分がある一定以上になるとどうも避難を始めるような感じだ。不快害虫という汚名をきせられ嫌がられるヤケヤスデ。自然農を全うしようとしたら市街地では近隣との摩擦をどう回避していくか、なかなか容易ではないことを思い知らされる。

それもまた、これから必要なことになってくるのかもしれない。それにしてももうすでに耕した後をオニシバが覆い尽くそうとしている。この生命力!緑の力は想像するよりはるかにたくましいものなのかもしれない。

9/9.15

朝、電話が鳴った。隣地の方から草刈りの要請だった。時間を作って急いで田んぼへ行く。稲を作っていない西半分は草原になっていて確かにお隣に草がはみ出している。これはいかん!草刈機で隣との境を1m幅ほど除草した。田んぼの方のコシヒカリはなかなかの実り。これからはスズメの来襲に備えないといけないが、6日に山田さんがテープと糸を張ってくれていてこれでしばらくは大丈夫そう、、かな。

暑い夏でほとんど農作業は手つかずだったがこれから少しずつ田畑に出て行くことにしようと思った。思うばかりでなかなか動けないのだけど、でもそれでもそれなりに出来ることをやっていこう。

15日に八万の田に水を入れに行ったらすでに電気が止まっていた。これからは天水のみが頼りか!まあほとんど実ってはきているけれど、あと半月は水がほしいところだ。まあ今年は様子見なので来期の品種を選ぶときの注意事項にしとこう。畑の草刈りを少しやったら曲がったキュウリとかわいい茄子が出てきた。枯れずにこの厳しい夏を越したのだ。草の中でサツマイモの葉もきれいな緑色だ。

白菜、ブロッコリー、タマネギ、菜っ葉、空豆、エンドウ豆、ニンニク、、。実を結ぶ夏草に埋もれて湿った土に、また種子を播いて春を待つ時期が来たのだね。

9/26

八万の田んぼにネット掛け。ヨーコちゃんと二人でやったので比較的楽に出来た。水はけが良くないのでまだ相当ぬかるんでいて田んぼの中に入るとよろめいてしまう。毎年思うのがネットを片付けるときにもっと分かりやすく畳んどけば良かったということ。今年こそは!来年の作業が楽なように仕舞おう。余裕を持って慌てない、、できるかな。

空豆播種。

10/4

稲刈りが一息ついたので畑でやっと作付け作業。

草をかき分けているとなんと!キュウリ発見!!ナスも一個なっていた。まだ元気そうなのでこれからが楽しみだ。

10/2.3

国府の稲刈りをした。山田さんが手伝って下さっておかげで一日で終えることが出来た。苗が出来ず、機械で植える用のコシヒカリの余った苗を近所の方に分けてもらって植えたから、当然出来は期待してなかった。それがなかなかの出来映えで驚かされた。それだけ田んぼの土地が豊かに肥えてきたということなのだろう。

翌日の3日はネットを張った。これで安心。

10/26.27-11/17

稲刈り…八万の湿田。晴れと仕事の合間をみてゲリラ的に稲刈り。ハザの材料が物干し竿だったりする。今年初めて米作りを体験中のS氏が調達したパイプや足木に随分助けられる。また彼の「楽しくてしょうがないんですよ」という作業中の一言にもはっとさせられる。そうだ、初心、大事よね。田んぼや畑に走っていくだけで気持ちが弾んだ。この記録の1999年12月にさかのぼれば、寒風の中で麦まきから始まった自分の米作り。そこに立ち返ること、その喜びを思い出すこと、それがいま、必要だったのかもしれないな。それほど湿田での稲刈りは困難で。まあ往生しまっせー、なのだな。どこがって、まず足場がない。草を踏んでもずぶずぶと長靴は埋もれていく。次に刈った稲を置く場所も確保がままならず。なんちゅうややこしさ!!

「普通の田んぼではね、こんなに大変じゃありませんから」とS氏に申し上げると、先の「もう楽しくて・・」というお返事だったのだ。そうだったな。初めての収穫ではやり八万の湿田でブルーシートに刈った稲を並べてたとき、なんじゃこりゃと悲鳴を上げつつ、楽しかった。作業にそれほど新鮮みが無くなった今、その初心の喜びを思い返し、味わい直し、作業は少々手間でもやはり米作りの場が手元にあるという幸せに感謝やなぁ、と現実を見つめるのだった。共同作業のフィールドならではの発見。ありがとうございます。

そして泥濘の稲刈りは未だ終わらないのでありました。

2008/12-2009/1/12

稲刈りからハザ干し、脱穀、籾すり。気がつけば年を越しておりました。ご無沙汰お許し下さい。

いろいろなことがあった。まず、国府の田んぼを終了した。八万の田んぼで数人で新しく始めることになった。昨年は引っ越し途中ということで様子見だったけれど、今年は幾分「きっちり」やろうかと思う。初めて米作りをなさる方が三名加わったので、順々に作業を説明して経験者の方にも復習して頂いて充実した秋の実りにつなげたい。何と言っても最初の収穫ほど嬉しいものはないですから。その喜びを味わって頂けるよう精一杯やろう。

そんな思いで12日にまずは溝と畦の整地と苗床の準備、そして最終のワラをまく。次の作業は桜が散る頃。時間に任せて春を待つ。何もしないこと、、、自然農の醍醐味がそこにある季節。