第14回「妙なる畑の会」全国実践者の集い 世話役:赤目自然農塾

10/8 (土)2005

初日は天理駅に集合後、奈良県桜井市の川口さんの田畑&ご自宅見学会からスタート

25年を経た自然農の田んぼはどこまでも清らかで絶妙・・感動的で圧倒的

もうこれだけで参加して良かった!川口さんの挨拶後、いきなりの大雨に見舞われる

ずぶ濡れになりながらも、畑とご自宅の見学を続行 畑もとても綺麗だった

夕方、バス車中で自己紹介などしながら雨と霧の曽爾(ソニ)高原の宿舎へ

夕食・入浴後川口さんの講演と質疑応答「大事な人が訪れる時は雨」のエピソードが披露されて印象的だった

緑米、香り米、トヨサト・・見事
お米の足元・・時の堆積・・
草のバランスが素晴らしい
たわわに実ったトヨサト
 自然農25年の川口さんの田んぼ、正に絶妙・・
宿舎:曽爾高原
10/9(日)赤目自然農塾田畑&実習見学

午前中、川口さんの稲刈りと播種の指導の様子見学
午後は急な坂道を登って下りて・・田畑全体をグループ別に説明を聞きながら移動・案内していただく

昨日の大雨から一転、素晴らしい青空
爽やかな秋風が吹き、中腹からは遠くの街まで見渡せて雄大な景色が広がって・・気持ち良かった〜

広大な段々畑に山が迫って、一見、とても田畑としてやっていけそうもないところで、それでも稲も野菜も、精一杯、実っていて驚かされる

もう自分の山の畑に文句は言えない・・

朝の自由時間の交流風景
伊勢から通うナガイさん
丸オクラの種子を通りすがりの参加者に分けて下さった
ミニトマトもご馳走になった

ありがとうございます

黄色い花は菊芋
見学者が必ず足を止めるというスペシャルブロックがあって・・担当は砂川さん
月に2〜3回大阪から通っているとのこと・・クヌギの半木陰で、冬瓜、ナス、シシトウ、大根等・・出色の出来栄え・・名人ですな
稲刈り実習の見学

「さて、何処から刈り始めるか・・能率的な作業ができるように的確に判断しましょう
身体の使い方、刈った稲を置く場所等を考慮して・・」んーーそっかぁ・・

「稲を左手でこうつかんで、右手のノコギリ鎌でこのように・・こうは駄目です」なる程!

「必ず通路を設けるように刈った稲を置きます・・」常に説明が明解で「何故に」ということが丁寧につまびらかにされて納得、納得・・小さいことの積み重ねで作業が無駄なく進む、当然だけどやってみるとなかなか・・これが・・身に付かないのだが、諦めずガンバロウ!

結束の説明もやり方も何度も繰り返しやって見せて下さった

ふむふむ・・*ゆる過ぎるともちろんばらばらに・・きつすぎると扱いにくい・・適度にしっかり

結束用のワラを湿らせないのが徳島と異なる所、カビを生やさない配慮だそうだ

覚書き

*刈り時*稲の穂が三分の二位まで実った時、そして田んぼ全体もそれくらい実ったら刈る
全体が完全に実ってから刈り始めるとお米が穂から落ち始める時がある

*種子モミ*穂の先の方のを選ぶと良いモミが確保出来る(=穂の先の方から実って行くので)

ハザを立てる

赤目塾生のハザ立ての失敗例など愉快な話を織り交ぜて楽しく進行

無駄の無い動きと的確な説明で作業がどう進んで行けば良いのかをしっかりと提示される

否応無しに「見事に」仕事をしたいと思わされる

*稲刈りと後の播種作業
  1. 稲を刈る・・稲を置く場所、方向を考えて
  2. 稲の置き方・乾燥が進むように、扇型に
  3. 結束
  4. ハザを立てて稲束を架ける
  5. 種子を播く(例は麦とチンゲンサイ)
  6. 草を刈る
10日(月)は午前中、川口さんの講演と質疑応答
午後から橿原と三重に分かれてオプションの見学会

御礼*赤目自然農塾スタッフの皆様へ

昼間は見学会、夜は勉強会という充実した三日間でした。晴れたのは稲刈り実習見学の一日だけで、他の日は雨模様。変更事項も少なからずあってスタッフの皆様は御苦労が多かったと思います。資料作成から開場設営他当日の案内・受け入れまで、行届いたお世話のおかげで快適に過ごせました。お疲れさまでした。本当にありがとうございます。

スタッフ学習会

11日までもう一晩、勉強会が開かれ、昼夜を通して話し合いが行なわれました。「言葉を通しての」ということで座ったままでの数時間は身体的に少々きついものがありましたが、辛抱して続けていくと、あやふやだったことが整理され、はっきり道筋が際立ってきて共通の認識ができ、皆さんの自覚も進んだように思えます。

「妙なる畑の会」全国実践者の集いを、これから中心になって進めて行く役割を担われる、高橋さん、沖津さん、澤井さん、そして川口さん・・新たな展開がこれまでの15年の年月の上に、また重なっていくのですね。

川口さんのおっしゃった「自然農が無くなったら、それが残念なのではなくて、自然農で得られる数々の素晴らしいことが無くなってしまう、それが残念なのです」という締めくくりの言葉を胸に、しっかり実践を重ねたいと思ったことでした。