畑便り 2017/05/09

 暑くなっています。5月だというのにもう真夏のよう。

 各地で山火事など有ったとか、今夏はどうなるのやら・・・。

 当地では雨も無くて困っています。

 今日は雨が有るというので期待しているのですがどうなるでしょう・・・。

 こう暑いと春野菜が早くだめになり困りますがね。

 

 玉ネギの草管理を終え(早生の出来は×、晩生や赤は○)、ナスやトマトなどの苗床播きも終えました。

 次は種子モミ播きかな。その次は残りの夏野菜の作付け・・・。

 良い感じで進んでいます。

 

 愛国心総理が憲法改正に言及したとか。教育勅語大好き勢力に憲法をいじられるのは、私としてはいやだな。

 

沖津

 

 

 

畑便り 2017/05/02

 5月となり山の青葉がきれいになりました。

 草もたくさん生えてきたので庭や畔の草を刈りました。

 刈った草は、葉物やキューリを播いた場所に運び敷いてやります。いわゆる刈り敷きです。

 刈り敷きはおそらく最も古典的な肥料でしょうが、私の経験では、マイルドで作物の健康を害しづらい最も安心できる方法です。よく効きます。身近に有る未利用有機物だというのも良いです。

 ただ難点は手間がかかること。それでも、きれいに刈り込んだ畔の美しさは何とも言えない。

 この頃は除草剤を使う方も多いですが、あれはどうもいけません。

 玉ネギに草が生えたので軽く草管理をします。そうしたら種子モミ播きかな・・・。

 

 朝鮮半島の緊張が高まっているとか・・・。緊張をあおって政権の求心力を高めている面も大いに有るのでしょう。

 不都合な情報は隠し、利用できる情報積極的に流すのですからね。

 日本や世界の動きを見ていると、人間の程度は文明の始まりから一歩も向上していないように思われます。

 向上しなければ・・・。真理を、人の道を明らかにしなければ・・・。

 

沖津

 

 

 

畑便り 2017/04/25

 4月もいつの間にか最終週となりました。毎日忙しくしているせいか時の移ろいが早く感じます。

 

 春の葉物などに草を生やしてしまったので草取りをしています。草取りでもあまり根をつめると疲れます。

 それでもあと一日で終わるかな。また葉ダイコンなどいくらかお送りできるでしょう。

 連れ合いがズキーニなどの夏野菜の種子播きを少しずつ進めてくれています。

 もう少しやっておいて種子モミを播きますかね。

 忙しい中にもいくぶん余裕が有るようなのは、いくらか仕事ができているのかな。

 食う、寝る、田畑、の百姓仕事ですが、それがそのまま食う、寝る、遊ぶというような心持ちなら百姓の達人、いや一人前の百姓だろうと思います。目指すはそこ。それにしても何も要らん目標、たいしたことない。

 

 朝鮮半島が緊張しているとか・・・。世界中、いささか余裕がなくなったようですね。

 人々の苦悩は深まるばかりの様子ですね。

 

沖津

 

 

 

畑便り 2017/04/11

 エンドウの支柱を立てました。

 エンドウや空豆の一部にちょっと地力不足があるようですが、まあなんとか。

 気温が上がってきて、冬野菜もいちどに終わりになりそうです。次は春の恵み。

 雨も今年は多いです。草も伸びてあちこち草の管理。それにしても雨の降り方も風の吹き方もいささかトゲトゲしているのが気になります。

 ズキーニやキューリなど夏野菜の種子播きをそろそろ考え始めました。

 

 シリアにアメリカがミサイル攻撃したとか。内線は複雑化して苦しむのは庶民ばかりです。日本の含めた大国の思惑も背景に有るのでしょう。只生まれ、生きて、死ぬ内に自ずと生きとし生けるものを育む野の草のあり方にも劣る人類の醜い姿です。

 

沖津

 

 

 

畑便り 2017/04/04

 今年は、当地の桜の開花が遅いようです。

 まあ、昔並ですがね。おかげで4月シロ菜のトウ立ちが遅くて助かります。

 次の葉物などの播種が終わり、エンドウの支柱立ての準備を始めています。

 竹を切りそろえ、先を削ります。それを畑に立てネットを張ります。文明は便利。

 早くしないとエンドウが大きくなってしまうと思いつつ、もうひとつ気合いが入らない。

 まあそれも悪くない。それにしてもいつも3月にするのに4月になっているのはエンドウの成長も遅いのかな。

 春の豆類の出来は今のところまずまず。

 冬から田の畔作りを残しているのにもう4月・・・。まあどうにかなるか。

 

 次男の引っ越しも終わり、昨日は彼の入学式。連れ合いが行きました。

 今年もゆっくりと始まりました。

 

沖津

 

 

 

畑便り 2017/03/28

 三月もそろそろ終わり。玉ネギの草管理が一応終わりました。

 続いて春の葉物の種子まきを始めかけましたが、天気が悪くて出来ないでいます。

 それにしても、雷が鳴って、夏のような雨。それでも、気温はいくぶん低いのか桜はまだのようですね。

 もっとも、昔は入学式の頃咲くのが普通でしたがね。

 

 森友学園問題?あれは何ですかね。極右思想の小学校ができる時代。それを最高権力者がサポートする時代・・・。

 なんだろうか。いずれにしても一昔前なら表に出てこられない勢力、動きだったでしょうね。

 この先、どうなるのやら。

 

 それに比べて、稀勢の里、照ノ富士の勝負。

 稀勢が勝ち、照は負けたけれど、両者ともアッパレでしたね。

沖津

 

 

 

 

 

畑便り 2017/03/07

 梅が散ってしまいました。あたあたかいですね。田畑の緑が濃くなって、春が近いことがわかります。

 いつの間にか桜は3月中に咲くのが普通となりました。

 私ら若い時には4月に入ってから咲いていましたから、全体にあたたかくなっているのでしょうね。

 

 草が生えてきて葉物や空豆などの草管理をぼつぼつやっています。田の畔作りなど残しているのだけれど・・・。

 

 大根や葉物などのトウも立ち始めました。野菜が苦味を帯びてくると思います。

 春は花の季節ですが露地の野菜が少なくなる頃でもあります。

 それでも菜花を始め、セリやフキ、ミツバ、ワケギ、筍そしてエンドウ、空豆、チシャ、キャベツ、葉物など・・・、春の味が続きます。苦味を基調とした春の味は、春の体をきっと調えるものなんでしょうね。

 

 今は食事に季節感が無くなってしまいましたね。

 保健という面からも好ましくないと思いますが、科学が遅れているのか、あまり問題にされないようですね。

 

 沖津

 

畑便り 2017/03/14

 玉ネギの草管理を始めました。ゆっくりと。草はたいしたことないけれど、少し手を入れておいた方が良いかなと思いましてね。田の畔作りが有るのだけれど・・・と、思いつつ。毎週書くことが同じ。玉ネギは大体順調かな。

 

 玉ネギ畑の隣でブロッコリーを育てている小父さんと久しぶりに話をしました。

 80をこえて元気な篤農家。3月になり、値が下がり大変だとか。1月、2月は良かったが品が無かった。今は皆一度に出てきて安くなったと言います。おまけに根コブ線虫の被害が出て困っているという。力を落としている様子でした。

 

 最近必要あって植物病理学の本を読んでいます。病原体との無限の戦い。

 必ず人類は負けます。自然の営みから外れているからです。不自然にたくさん育て値が下がり、不自然ゆえに作物は不健康となり、たくさんの手間と資材が要る。農業に喜びが無くなり、農夫の心は荒むばかり・・・。農夫ばかりでは有りません。都会の方々の心身にも影を落としているはずです。小父さんのため息はここから出ています。

 農学者、おまえ農業をせぬ素人のくせして、ひっこめと言いたくなるのですがね。

 

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/02/28

 梅が盛りを過ぎて散り始めました。近くに行くと良い香りがしますね。

 

 次男が足を痛めてしまい、入試の実技が充分できなかったと落ち込んでいます。

 まあ、人生いろいろ有るさ。なんということなし。ガンバレ。

 

 少しながら、ジャガイモを植え始めました。メークインと農林1号。

 農林1号は秋に収穫したもの。

 春のジャガイモはいまいち不得手なので、研究しつつ上手に育てたいものです。

 

 もう3月ですか。田の畔作りなど残しているのに・・・。まあゆっくりやりますか。

 

 TVでは教育勅語を暗唱させるような学校の問題が連日報道されていますね。

 日本人だけでも300万人以上が死んだという大戦を引き起こした時代、国を滅ぼした時代・・・、を美化する動きが有ること自体、私には理解しがたいのですがね。

 

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/02/21

 雨が多くて、思うように仕事が出来ないでいます。仕方がないのでゆっくり本を読んだり・・・。

 それにしても、近年毎年のように書いてますが、2月にしては雨が多いです。
 もっとも冬全体雨が多くなっているようですね。風邪もこわくなる程の強さです。

 気候はますます変になっているようですね。

 温暖化に異を唱える学者も居るそうですが、皆の結論が一致してからでは遅すぎることもあるのです。

 そもそも、学者なんて総合力ではゼロですからね。言い過ぎたかな。

 とにかく、思い切った対策を取ってもらいたいものです。

 

 ところで、TVのニュースはトランプ氏と金全男氏やらばかり・・・。

 沖縄とか南スーダンとかテロ対策法とか福島の問題はちっとも取り上げない。気候のことももちろん。

 NHKが頼りのはずですが、最近は日テレ、フジと並んで3バカ放送の感・・・。

 

 天気が良くなったら、竹やぶやらの雑木を切ったり、整理したり、日頃出来なかったことをやります。

 連れ合いは大根の加工や草の管理など・・・。

 まあ、これが我らの平和運動であり、環境対策でもあるから、確実な運動だから、ゆっくりでも精一杯やるのです。

 生きるということだな。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/02/14

 寒い日が続いています。

 山陰や北陸は雪で大変らしいですね。当地でも、山々が白くなっています。

 葉物なども寒害が出ています。甘みが増でしょう。

 一方、苦みが出てきている株も有るかもしれません。日が長くなってきたからです。

 寒さの中にも確実に春の準備が進んでいます。そう言えば梅も咲き始めましたね。

 

 この頃、ほぼ毎朝、剣道の稽古をしています。
 次男、体育教師志望ですが、の入試に剣道の実技もあるといううのでね。

 久しぶりに防具を引っ張り出しました。

 幸いにも従兄にも防具を借りることができたので、二人で防具を付けて基本打ちなどしています。学校に教えてくれる人が居ないというので、私とて学生の時に少しやったきりの全くヘボい指導者ではありますが、仕方なく・・・。しかし、これがなかなか楽しい。爽やかな気分になります。

 

 庭木の整理がほぼ終わり、次は竹やぶの整理かな・・・。

 そして田の畔や畑の溝を整える・・・。冬の仕事をゆっくりとやっています。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/02/07

 寒いと言っても、雨が降るのだから暖かいのでしょう。

 それにしても風が強くて雨がよく降る。空気中に水蒸気が多いのでしょう。

 どこか不安を感じる天候です。

 

 温室効果ガスを減らすためのパリ協定やらに向けて、環境省と経産省が別々に計画案を作っているとか。

 だいたい、いつも経産省が勝って、大甘の対策になる日本の恥ずかしい状況らしい。

 

 庭の雑木を切ったり、庭木を整え?たりしています。
 と、申しましても、どこからが竹藪で、どこからが畑なのかというような庭ですがね。

 木は切りそろえて納屋に積んでおいて薪にします。

 お風呂は未だに薪も使える(石油との併用にはなっていますが)ようにしてあるのです。

 少しわかしておくだけでも、長くあたたかくて、本当に気持ちが良い。
 最近はそのことを話すと驚く方も居ます。薪は省エネ、ゼロミッション。

 

 そう言えば、自然農をしている私の友人には電気もガスも電話も使わない生活をして何人もの子育てをした方が居る。雪深い北の地で。この時代、本当はその辺が最先端なのかもしれません。

 今の日本では、ちょっと出来ることではありませんがね。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/31

 次の葉物の草管理などを終わらせました。ホッとした。

 後は田の畔の補修やら何やらぼつぼつやります、春までに。

 連れ合いは干し大根など作ってくれています。

 

 今年は、2反の田の真ん中に畔を作り、1反2枚の田にしようと思います。

 お上が耕作整理で広くした田ですが、広い田は手作業には向きません。

 機械に合わせた田畑を再び人に合わせる時代がきっと来るでしょう。

 あの事業、税金は何だったのだろう。

 

 必要あって、肥料の専門書を読んでいます。

 先ず資源の枯渇、土・水の汚染(深刻)、エネルギー消費の増大、温暖化とオゾン層破壊原因物質の排出

(田畑から)、病害虫の多発、健康不安、一方で農産物の過剰、生産コストの増大と農業経営の破綻・・・。

 

 これらが(化学)肥料の利用、多投から起こっている。

 これらの問題を抱え、深刻化させながら巨体を進めている現代農業です。
 多くの人は、豊かさに酔うばかりでそこに有る危機に気が付いていないのでしょう。

 先が見えている科学者など一人も居ない。

 

 もうどうしようも無いところまで来ているのかも・・・。田畑に立つ百姓の出番。

 見てろよ、今、答えを出してやるから・・・なんて偉そうなことを思うのですがね。

 それにしても緑の革命は本当に人類を救うものだったのでしょうかね・・・・。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/24

 連れ合いの実家、宮崎ですが、に法事があって三日ばかり家を留守にしていました。帰った来たら、徳島は冬。

 天気も悪くて、今朝も当地では少し雪が積もっているようです。

 収獲、出荷作業が出来ると良いのですが、どうでしょう。

 宮崎は、おだやかで良い天気でしたがね。そう言えば、早出しの玉ネギはもう大きくなっていましたね。

 

 雲行きが変と言えば、政治の世界でも・・・。

 アメリカでは大統領が新しくなったそうで、政治方針、政策も大きく変わるそうですね。

 EUもガタガタしているそうですし、日本では極右とも言えそうな総理が幅を利かせています。

 今後どうなっていくのやら・・・。

 

 ため息をついていると、稀勢の里が優勝、横綱昇進を決めたとか。

 優勝インタビューを観ていてこちらまでちょっとウルッとなってしまう。

 良かったねえ。三月場所もたのしみだねえ。ちょっと気持ち良くなったのでした。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/17

 急に寒くなりましたね。全国的に雪の被害が出て、野菜も高くなっているとか。

 センター試験と重なって受験生の皆さんは大変だったでしょうね。高松で浪人中の我が家の次男も受けたそうですがね。

 先日は、この辺でも雪が少しだけ積もりました。昼には融けるほどでしたがね。それでも風はちょっとした台風並でしたね。

 

 ところが馬鹿だからでしょうか、私はその日の夕方から藁振りを始めました。

 昨年脱穀したままになっていた藁を田に戻したのです。その作業も昨日終えました。

 

 それにしても風邪ひとつひかない、連れ合いともども。インフルエンザ注意報なんて出ているのにねえ。

 作業をしているから元気なのか、元気だから作業が出来るのか・・・。どちらにしても、ありがたいことです。

 もっとも娘は「馬鹿は風邪をひかない」などと、失礼なことを言うのですがね。さてさて。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/10

 雨がよく降ります。この頃は、1月でも夏のような雨が降りますね。

 栃木の友人、プロの米農家の方からの頼りには昨年は天候に恵まれず米の出来が悪くなり困っていると書かれていました。そう言えば、昨年は全国的に極端な気候や地震の被害があって野菜などがいくらか高かったらしいですね。

 今後この傾向は続くのかもしれませんね。異常気象は世界的にエスカレートしているらしいですから不気味ですね。

 

 昨日は、しぐれの中、リーフレタスなどを植えました。ちょっと寒かったですがね。

 2月に植える予定でしたが、苗床で大きくなってしまったのでね。

 今冬が、全体に高温、多雨だからでしょうね。おかげで冬野菜の出来もだいたい良いようです。

 むしろ湿害が心配になるくらい。冬野菜のトウ立ちは早いかも。

 

 変な天気ではありますが、リーフレタスの活着には良いかもしれません。

 順調に育って4月の端境に皆さんにお送りできると良いのですがね。ゆっくりと冬の仕事をやっています。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/6

 2017年が始まりました。昨年中はありがとうございました。

 皆さんのおかげで私どもも無事新年を迎えることが出来ました。本年もよろしくお引き立て下さいませ。

 お正月はゆっくり寝正月。

 以前よりしっかり寝られたようなのは、余裕が有るのか、年を取ったのか。まあ、後者ですな。

 それでも4日に畑に出ると、やはり働く方が良いかな。草の管理やら何やらゆっくりと始めています。

 

 連れ合いは大豆の調整。

 昨年は発芽がそろわず、出来が悪かったのですが、何とか味噌を仕込む程は有るかな・・・。

 天地の贈り物。

 それにしても、国産大豆の味噌を毎日食べるのは今どきの日本ではぜいたく。それが自然農産なら尚更かも・・・。

 更に、それにしても、なぜ天地の間に人が、米が、大豆が・・・有るのだろう。なにか不思議なような・・・。

 

 今年も無駄に心を動かさぬよう心懸け、ゆっくりと、それでも良い仕事を重ねたいと思います。

 沖津

 

 

 

畑便り 2017/1/4

 本格的に始めて25回目の冬を静かに過ごしております。

 キューリや人参などを初めて播いたあの初夏の日が、昨日のことのようにも思われるのです。

 あれから、ずっと自然農と小さな商売をなんとか続けてきたのだな。

 昨年中はお世話になりました。また、お便り、年賀状などいただきましてありがとうございます。

 日頃の無沙汰、お許し下さいませ。

 私どもは皆変わらず元気にやっております。この正月は子等も帰って来て少し賑やかにやっていました。

 私は寝正月。以前より、しっかり寝られるようなのは、年のせいでえしょう。

 昼寝に疲れたら、日頃の勉強不足を補うべく少し専門書など読み始めました。

 農業の本道?を行く研究者の皆さんも、私らと同じような問題意識を当然持っておられる。

 農業の持続性と環境への配慮。現代の農業は持続性に乏しく、しかも地球温暖化や水、土の汚染、酸性雨等々の大きな原因となっているのは皆さんご承知の通り。

 研究者の皆さんも工夫を重ねているようですが、どうも決め手に欠ける。

 答えには未だ遠いらしい。

 読みながら、根本のところを曖昧にしたままだからだな・・・などと生意気なことを考えたり。

 一方、私がやっている民間技術側、有機農法、自然農法、自然栽培、炭循農法・・・などと種々工夫し実践されているようですが、こちらもその実績と農の哲学、思想においてまだまだ未熟というのが本当のところでしょう。

 農業技術のあり方について、農業の道について、私達の世代で答えを出さねば、出したいと改めて思います。

 と申しましても、自らの力不足、非才はいたしかたなし。

 それでも、今年も精一杯、自らの人生と農業に答えを出せるよう良い仕事をひとつずつ重ねたいと思います。

 無駄に心を動かさず、ゆっくりと、それで充分だから・・・。

 良い感じの2017年の始まりです。

 皆様も、お元気で。また。

 沖津

 

 

 

畑便り 2016/12/20

 脱穀、モミスリを終えました。収穫量は思いの外、伸びない。少し残念。

 葉出来は昨年よりずっと良い感じだったのだけれど。実りがもうひとつ。

 去年が2石5斗余/反。今年が2石2斗弱/反。葉出来なら3石5斗かと思うくらい。

 1990年代は3石くらい穫るのはめずらしくなかったけれど、2010年代になっていささか不調。気候か、対応か・・・。

 今年の場合は、花の時期に沖を通った台風の影響も有ったでしょうか。

 まあー、今年も無事に米が穫れて良かった。やっぱりホッとする・・・。

 

 お米は昔の仕上げ。稲で充分完熟させて天日で干す。米が貴重だった時代の仕上げ。

 水分が少ないから食感は今どきの流行よりいささか悪いけれど内容は充分だと思う。

 噛めば、味がしっかりしているはず。

 もっとも、来年はもう少し早く刈るのも良いかも。

 

 それにしても、畑で育てた稲苗を1本ずつ取って、連れ合いと1週間の田植え。

 暑いさ中、何日も何日も田の草管理。そして初冬、1週間かけて稲刈り。

 1ヶ月弱、稲架の上。脱穀とモミスリだけは機械を使うので2日で終わり。

 今年も、我ながら良くやった。正直、いつまでこの米作りが出来るだろう。

 自然農法と称するお米は他に有っても、不耕起、草生にて育てたお米はちょっと無い。

 天地、自然の力だけで育てたお米。良かったら御注文下さいね。

 あとは、畑の草管理やら何やら。ホッとした。今年も終わりだね。

 沖津

 

 

畑便り 2016/12/06

 

 姪の結婚披露宴で熱海に行き温泉で一泊させていただきました。

 帰りに名古屋でもう一泊。長男の所(彼の就職以来初めて訪ねた)や無沙汰の失礼ばかりしている叔母の所を訪ねることができました。二泊三日の東海かけ足旅。

 私らとしては農園を離れるのは久しぶり。報告したくなるエピソード(姪のことやら)はたくさん有るけれど、書けば長くなるから・・・。
 とりわけ印象に残ったのは、都会は若い人ばかりということ。

 いつも静かな田畑で居る我々は、その人の多さに圧倒されたのです。

 なるほど田舎がさびしくなる訳だ。

 長男と酒を飲み、自然農をやらんかと言ったのだけれど(いつものごとく)・・・。

 

 今日は出荷日。

 準備できている玉ネギ植えをいそがないと。寒くなるとアウトだからね。

 農業生活も悪くないと思うけどなぁ〜。
 それはともかく、とりあえず3日の休みを取り戻そう。

 沖津

 

 

畑便り 2016/11/22

 稲刈りをしています。

 と申しましてもあと四畝足らずを残すばかりですが、天気が悪くてできないでいるのです。もう1日はかからない程ですがね。明日も雨らしいしl困りました。

 ま、その内良い天気となるでしょう。とにかく雨が多いです。

 以前なら、もう乾燥する頃ですがね。初霜も今年は未だです。いつまでも秋。

 野菜の草管理をしている連れ合いは、まだ蚊取り線香を腰に下げています。

 

 以前から、どういうものか地元(市内)のお客さんが少ないので、畑に手書きの看板を立てようかと相談しています。小さなものですがね。今まで全く無かったからね。
 それを立派とみるか・・・、やはりぼんやりしているということだろうねえ。

 一応、商売しているのだから。商売に看板は当然。

 それにしても、そんな我々でも、なんとか25年もこの商売を続けてこられたのは、全く皆さんのおかげということですね。

 ところで、市内は配達無料なんだがなー。

 沖津

 

 

畑便り 2016/11/08

 

 日が短くなってきました。

 当地では夕方の5時頃にはもう暗くなります。

 最近の我々の田畑での仕事は実質5〜6時間というところでしょう。

 どうしても、ゆっくりとした仕事となる。

 連れ合いも田畑で仕事をしているので、我が家の夕食は7時半か8時頃。

 私は、夕食卯をいただいたら、もう眠くなるので9時か10時には就寝。

 

 朝は5時頃に起きるかな。まだ真っ暗。

 

 冬になるっと体も冬のリズムになるようです。冬は休む頃。

 

  先日、気分転換もかねて、モチ米を刈り取りました。ウルチはもう少し先。

 

 出来は昨年より良いかな?

 畑に帰ってきて、人参、カブ、大根などの間引きを再開しています。

 毎年のことながら間引き作業もなかなか大変。日暮れが早いしね。

 ちなみに、今年は今歳は充分。葉物は少ないかも。

間引き作業を終えておいたら本格的な稲刈りです。

 沖津

 

 

畑便り 2016/10/11

 ようやく秋らしくなってきました。

 当地では天気が安定してきて種子まきを進めています。

 昨日であらかた冬野菜の種子まきは終わりました。あと少し。

 次は定植や草管理がいくらか。

 

 連れ合いは、ネギの草管理やら株分けを進めてくれています。

 稲も美しく実ってきました。

 かかしも先日立てて、刈り取りまであと一ヶ月弱というところでしょうか。

 大根や蕪も美しく発芽してきて本当にありがたいと思います。

 耕しもせず草の中に種子を播いたり作付けただけ。

 肥料ももちろん農薬の類も何も使わないのに育っている・・・。

 

 ところで、9月に植え付けたり種子を播いたものの中には虫害がたくさん出ているのがあります。高温とあまりの雨で健康を害したのでしょうね。

 そんなところからも気候の異変を感じます。「適期」も変わってきているのでしょう。

 冬野菜の種子まき時期は、9月下旬から10月へと移ってしまったのでしょうかね。

 沖津

 

 

畑便り 2016/09/27

 

 彼岸花がきれいに咲いています。

 自然農の田畑には、草生栽培が基本ですから、草がたくさん生えています。

 もちろん、作物も有るわけですがね。

 それらも含めて、気が付いたら、おびただしい花々が咲いている。

 その間で、蝶や蜜蜂や名も知らぬ虫たちがせわしく働いています。

 その数たるや・・・、ちょっとしたパノラマ。ちょっとすごい。

 冬野菜を作付けるのにその草原を刈り払うのは忍びないという気がしてきます。

 仕方が無くとも、最小限にしたくなりますね。

 

 畑に準備を終えたので、次は種子播きというところで、雨が多くて困っています。

 夏にもう少し降ってくれたら良かったのに。

 月末まで雨模様だというし、種子播きが遅れてしまいます。

 もっとも、この雨と言い、気候の方もむちゃくちゃなので、もう昔の適期なんてアテにはなりませんがね。

 それにしても、スカッとした秋晴れはどこに行ったのかな。

沖津

 

 

畑便り 2016/09/13

 人参を播きました。

 今日はありがたい雨で人参も発芽するかな。続いてネギの株分けの準備をしています。

株が大きくなりネギが少し細くなっているので、久しぶりに株分けすることにしたのです。

 連れ合いは、2回目のキュウリやインゲン豆の草管理をしてくれています。

 それらもだいたい順調です。

 

 先の定例の見学会(充実した楽しい会となったように思います)に続いて、今週末には四国、瀬戸内自然農クラブと称して近県の者で技術的な勉強会を当農園にてすることになっています。
 その他にも見学の方がポツポツ有ってそれに応じたり・・・。

 

 やりたいこと、やらねばならぬことを、ゆっくりとやっています。

 冬野菜の作付けを少しずつ考えたり・・・。

 農業をしていると時間が止まっているように思われることが有ります。

 今は去年か来年か・・・。

 ぼけてきたのか、さっかくか、時間とは本来そういう者なのか・・・。

 人は死ぬまで生きる。生きて自然、死して自然。

 止まっているわけだな。

沖津

 

 

畑便り 2016/08/30

 雨が少し有ったからでしょう。当地では急に涼しくなってきています。

 明日からまた暑くなるそうですが、どこか秋の気配を感じます。

 

 それにしても、この夏は梅雨明け以来ずいぶん雨が有りませんでした。

 私が農業を始めて25年ですが、一番乾燥がひどかったかもしれません。

 近年、だいたい夏はひどく乾燥するようになっていますが、今年は台風も有りませんでしたからね。台風と言えば、台風が日本の近くで発生して、迷走したあげく東北に上陸するとか・・・、へんてこな時代になったものです。

 

 九州は地震や大雨で大きな農業被害。

 北海道も台風で大きな農業被害らしい。

 東北は先の原発事故などに加えて今回の台風。

 漁業も海水温が高くて影響が出ているというし、不安がだんだんと現実となってきているのかも。自然が人間の生き方の問い直しをせまってきているのかな。

 

 雨が有ったので、人参を播きます。

沖津

 

 

畑便り 2016/08/16

 立秋を過ぎても強烈な暑さが続いています。

 雨がちっとも無くて野菜が成長しなくて困っています。

 インゲン豆などの発芽もそろわないのでね。かれこれ三週間以上、まともな雨は無いね。

 

 それにしても、夏に雨が無いのは、近年普通です。

 毎年早く来る台風の雨で一息つくという感じですね。

 その台風が、北海道や関東、東北辺りに行くというのですからどうなっているのやら。

 沖縄では、海水温が高くなって、珊瑚が死にかけているというし・・・。

 いやはやなんとも。若い人はもう異常とも感じないのでしょうね。

 

 元役人としては、産業振興を目的に構築された日本の行政システムに問題が有るように感じられます。時代に付いて行ってないのです。

 

 今年の田の草取りも終わりほっとしています。

 人参播きから後半の仕事が始まります。一雨無いと播けないね。

 

 東を進む、台風の雨がこちらでも有るだろうか。

沖津

 

 

畑便り 2016/07/26

 2回目の田の草取りをやっています。あと1日くらいで終わるかな。後はお盆前にもう一回、さっとやります。8月に一度手を入れてやるとヒエが稲の上に頭を出さないのです。

 もう茎は随分取れてきています。ばらつきはありますが、多いのは20本くらいになっているかもしれません。一ヶ月弱で1本が20本。無肥料なのに。

 毎年、田の草取りをやっていると肩や胸の筋肉が付いてくるように感じます。年を取ってもこれだけ体を鍛えているのは、三浦雄一郎くらいかも・・・、なんてね。手仕事も悪くないね。

 

 TVニュースを見ているとポケモンGOとかで大騒ぎ。ケイタイさえ持っておらん私にとっては何をやっているのやらと思うばかり・・・。さすがに田んぼでやっている人は居らんようだが。

 それにしても、あの騒ぎは後で空しくならんかね。大相撲ダイジェストを毎日観ていた私なんぞ、名古屋が終わったらさびしくなっていますがね。

 

 農政はますます公共事業一色。やってくれるよな、自民党。悪徳代官と強欲商人の構図かね。

 

沖津

 

 

畑便り 2016/06/28

 田植えを連日進めています。あと1日で終わるでしょう。

 今日は、出荷作業をするだけで体を休めて、明日終わらせます。

 明日は雨だそうですが、雨に日の田植えは、晴れた日の田植えよりずっと楽です。暑いのは体にこたえます。それにしても適期に田植えを終えられそうで良かったです。

 

 エンサイやモロヘイヤなど夏の葉物がまだ始まらなくて迷惑をおかけします。思ったより地力無くて発育が遅れているのです。ナスとシシトウを植えたところもかなりの地力不足で、敷き草をして発育を助けてやろうと思います。野菜類の地力不足は、敷き草が良いです。肥効もあって病害虫もまずない。もっとも手間は掛かりますがね。

 田植えを終えたら野菜の世話に力を入れます。

 

 近所の方からキューリやらスィートコーンをいただきました。自然農産のものにいつも触れている目と口にはその姿がよく分かります。自然農をやらねばならぬ、健康なものでなくては・・・、と改めて思いました。産業革命も緑の革命も実は愚か事であったのかもしれぬと思うようになりました。きっと、そうです。頭で考えて至る真理など無いのです。 真理は全身で会得するものです。

人類は、またそこからやり直すことができるのだろうか・・・。

沖津

 

 

畑便り 2016/04/26

 連れ合いが久しぶりいに里帰りしたので、今日は一人で出荷作業をばたばたとやっています。居なくしてわかるカーちゃんのありがたさ。夏野菜の作付けをやらねばと思いながら、あちこちの草管理をやっています。

 なんとなくずるずると遅れているような・・・。

 昨日、そんなことを考えながら一人で草刈りをしていたら、見た顔のアメリカ人の男性と、韓国人と日本人の女性がやって来る。我が家で弁当を食べながら。今日は高松で彼らが4年がかりで作った自然農の映画が有るから見てくれという。彼らはナチュラル ファーミングと言いますがね。前日に22番札所平等寺で有った上映会には行けなかったので残念だと思っていたところでしたし、せっかくの誘いですし、草刈りをほっておいて観てきました。

 はぬけのおやじ(私)が片言の英語で何か言ってる。恥ずかしい・・・。
 そういえば数年前、パトリックが我が家に4〜5日滞在した時、身振り手振りで何か言ったっけ・・・。なにせ彼は日本語がほとんどできない。

 それはともかく、韓国にもアメリカにももちろん日本にも立派な人が居るもんだと、私の他の出演者の様子から、思われたのでありました。ここしばらく日本の各地で自主上映されるとか。お近くで有ればご覧下さいませ。考えさせられるのは必定。

 タイトルは「ファイナル ストロー」だったかな。

沖津

4/24 平等寺にて上映会

 

 

 

畑便り 2016/04/12

 桜の花も終わりになってきましたかね。玉ネギの草の管理がほぼ終わりました。

今年は良い玉ネギを充分お送りできるかな・・・。収獲まであと一ヶ月余り、草に負けないように気を配ります。次は空豆の草管理などに入る予定です。

 空豆も充分お送りできそうです。エンドウも稔り始めました。

 ゆっくりと良い仕事を重ねたいと思います。

 

 先の当農園の見学会では、常連さんに加えて、初めての若者が二人参加して下さいました。大学を卒業してすぐに農業の研修を始めて、将来は自然農をやってみたいと言う。

こういう方が増えてきたように思います。

 私らの頃は、一度社会に出て、自分の生き方を考え直すというようなのが普通でしたが、農を志す方の年齢がぐっと若くなっているようにも思われます。

 お金にならない厳しい道?をあえて選択する・・・。自然を大事にする生き方・・・。

 時代でしょう。人々の価値観の変化が静かに進んでいることが感じられます。

 

 若者中心の常連さんも交えて楽しく語り合うことができました。

沖津

 

 

畑便り 2016/03/29

 菜花がきれいに咲いています。草の緑もきれいになってきました。

菜花にはアブラ虫がゼロ。清々しい田畑の姿。全身で楽しくなります。自然農をして良かった・・・。この感触は耕している人にはわからないだろうなあ・・・。

 玉ネギの草勢がいくらか齢ので、追肥として少し発酵ケイフンを施しました。今まで肥料としては、自家製の米ヌカや菜種カスを少し使うくらいでした。あとは草だけ・・・。

動物由来のものは過ぎると混乱が大きくなる印象が有るので使わないできたのです。不自然になれば、必ず病気虫害が出るので注目して見ていきます。

 一方あまり地力が弱く生産性がひくいようだと、私ら農業者が体をこわすので、肥料も使いようです。作物を健康に育てて、その上でそれなりの生産性を確保する・・・。

 まだまだ工夫が続きます。

 それにしても袋には元肥に600㎏施せと書いてある。

 そんなことをしたら、少なくとも出来上がった自然農の畑では作物が全滅するでしょう。肥料がほとんど不要・・・、持続的である証です。貪ることを許さない自然界です。

 ちょうど良いところが一番良い。それで足りる、そう思える自然の営みですね。

沖津

 

 

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