4 表現主義

それでは,次にムンクの作品を見てみましょう,心理状態を表現しています.そのためモチーフは変形され,強い色彩を放っています.この時代は,外面的存在だけでなく,内面の世界の表現を目指しているようです.これまでの世界では筆跡を頼りに作家の内面を感じていましたがこの時代には,内面を積極的に表現していますので,画面からダイレクトに伝わってきます.

続いて,フオービスムの作品を御覧下さい.
この派は感覚を優先させ,さらに色彩や,筆跡,形態の単純化をすすめていきます.
これとことなるのがキユービスムです.こちらは,知性的傾向を示しながら,物を解体するようにすすめていきます.

5

表現の拡張,内面の世界

6

形態の単純化とデフオルメ

7

セザンヌの解釈(自然は,球と円錐と円筒からなる)

8

他文化の導入

流れ

感覚的...フオービスム
知覚的...キユービスム

ピカソの作品 キュービスムの時期
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